不思議の国、アメリカ:アパート編
アメリカが贅沢なのか日本が慎ましやかなのか
アメリカに出向になりアパートを探すことになりました。 人口10万人程度の街なのでそんなに高くないだろうと思っていましたが、日本では想像できないくらい高かった。 1ベッドルームで1600ドルです。 ちなみに間取りを添付します。
アメリカのアパートの価格は日々変化します。 空き状況、応募状況で毎日価格が変わっています。 同じ部屋でも昨日の提示価格より今日の価格が高い、なんてこともあります。 日本では考えられないですね。 ちなみに、このアパートの近くには他にも4つのアパートがありますが全て同じオーナーの所有であるとのことで、世の中には金持ちがいるもんだとということと金持ちはもっと金持ちになるんだ、と痛感した次第です。 部屋代は1600ドルと高かったですが、確かに装備というか施設は日本では考えられないくらい揃っていました。 部屋の中には、洗濯機、乾燥機、電子レンジ、大型オーブン、食器洗浄機、冷蔵庫、暖房設備が備え付けでした。
共有施設としては、プール(温水エリア付き)、ジム、パーティールーム、バーベキューコーナーがあり、自由に使用できました。
そういう環境を満喫しているアメリカが贅沢なのか、つつましく生活している日本があるべき姿なのか、思わず考え込んでしまいました。 日本の労働者の所得、特に若者の所得は伸び悩むというか昔に比べて大きく見劣りする状況になっていることを考えると何を間違えてしまったかと頭を抱えてしまいます。 アメリカ人ほどではないにしても、日本の労働者の給料を上げ、もっとお金を使うことが普通になるようにすべきと思います。 お金は体でいえば血液であり、血液が回らないと酸素不足になり、思考力も運動能力も下がり冬眠するしかなくなります。 これが正にデフレの時の状況と思います。 アパート一つとっても日本の歪められた今の姿を変えないといけないと強く思う次第です。 アメリカにいるときには、そういう気持ちもあり、出来るだけ無駄使い(というか、お金を使うことを躊躇しない)するようにしました。 アメリカで買ったものの紹介をいつかやりたいと思います。