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アメリカで始めた新たなチャレンジ:Python

ひょんなことから27年ぶりにプログラミングを再開

僕は俗にいう製造業に属する会社に勤めていた。 若いころは自分でマイコンボードも、その中で動くソフトウエアも、それを搭載する制御盤も設計していた。 そういう実務に係れていたのは35歳程度までで、その後はシステム的な仕事や拡販、事業系の仕事をやってきた。 アメリカに出向することになったのが60歳、定年退職後のシニア社員になってから。 ひょんなことにアメリカで27年ぶりにプログラミングをすることになった。 理由は、既納機の稼働率向上を目的として、装置に何が起きているのか、装置に発生した異常の真因は何なのか、装置をより健康的に運用するためには何をしないといけないのか、装置が故障する前に故障を予知することはできないのか、を、装置の運用データを使って分析し、改善案を創るという仕事を始めたから。 これはチャレンジのしがいのある仕事で、早速、世の中の関連情報を集めた。
結果、Pythonを使って色々なことをやっていることが判り、日本のアマゾンにアクセスしてPython関係の本を買いまくった。 その本を以下に紹介します。

兎に角、Pyton関係の本を買いまくった。

9冊の本を買ったわけだが、どれが良くてどれが悪いというものでは無かったですね。 ページの最初から読んだものもあれば、必要なところだけを読んだものもあれば、辞書的に使ったものもあれば、コードを参考にしたものもある。 でも言えることはケチってはいけないということね。 何も知らずに始めるわけで、本を選ぶ能力さえないのだからお金で解決できることはお金を惜しまない、これに尽きる。 ちなみに、アマゾンを使って日本から本を取り寄せると1冊につき8ドル程度かかった。 でも1週間以内に着く。 時間を大切にしているときには本当に有り難いサービスだった。 これらの本のお陰で、顧客から日々送られてくる装置の稼働データを自動的に整理したり、主要コンポーネントが故障する1週間前にはそれを予知できる機能を作ったり、主要部品の劣化の具合を追跡というかトレースしてメンテナンスの時に交換判断ができる機能のアルゴリズムを作ったり、出荷時のデータで紙のデータをDBに保管しているものを数値化、さらにグラフ化し、実際の稼働データとの比較によって部品の劣化、性能への影響を調べるベースデータを作ったり、装置の経時変化を見える化したり、ということを約1年の間で行った。 顧客先で動いている装置の生データを使い、時間に追われる仕事だったので、とてもエキサイティングな時間を仲間と共有し解決に向け悩みアイディアを出すという、忘れかけた仕事のスタイルで毎日を過ごすことができた。 ある意味で至福の時間だった。 でも、現役世代は顧客からの日々の厳しいフォローがあり、僕のような暢気なことを言っていられなかったとは思うが、これも過ぎ去れば良い思い出になると信じている。 それに、今やっていることは正に最先端で必要なことであり、そういうことに従事できたことをいずれ感謝することになる。 60歳を過ぎたオジサンが敢えてプログラミングを再開したのも、若者にチャレンジすることの楽しさ、難しくないんだ、ということを見せるためで、日本にいては、できそうでできないことなので。 日本は意味のない効率性を追い求めている。 無駄の中にこそ価値ある何かが潜んでいる。 それは数を打たないと出会わないし当たらない。 とにかく打つ、これに尽きる。
上に書いた幾つかの具体的なチャレンジに関しては、別途個別に記事にしたいと考えている。 あくまでも守秘義務を守る範囲でね。
1)確かな力が身につくPython「超」入門
  出版社:SBクリエイティブ 

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2)退屈なことはPythonにやらせよう
  出版社:オライリージャパン 

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3)詳細! Python 3 入門ノート
  出版社:ソーテック社    

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4)世界標準MIT教科書 Python言語によるプログラミングイントロダクション第2版
  出版社:科学技術社 

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5)PythonユーザのためのJupyter [実践]入門
  出版社:技術評論社

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6)[第2版]Python 機械学習プログラミング
   達人データサイエンスによる理論と実践
   出版社:インプレス

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7)Pythonではじめる機械学習 
    -scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎
  出版社:オライリージャパン

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 8)scikit-learnとTensorFlowによる実践機械学習
  出版社:オライリージャパン

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9)Pythonによるデータ分析入門 第2版
    -Numpy、pandasを使ったデータ処理
  出版社:オライリージャパン

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併せて分析系の本も買った。

 Pythonはあくまでも言語(でも昔のアセンブラやCとは全く別物だが)なので、分析系の本も買った。 特にストリーミングデータ処理に関するものを中心に買った。
これらの本も大変役に立った。 本に感謝、です。
1)異常検知と変化検知(機械学習プロフェショナルシリーズ)
  出版社:講談社
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2)AI、IoTを成功に導くデータ前処理の極意
  出版社:日経BP

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3)入門 機械学習による異常検知 -Rによる実践ガイド
  出版社:コロナ社

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4)完全独習 ベイズ統計学入門
  出版社:ダイヤモンド社  

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5)ゼロから作るDeep Learning
    -Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実践
  出版社:オライリージャパン

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