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書籍紹介:Python3 入門ノート

超初心者にお勧めの本

Pythonを始めるにあたって僕が最初に買った本がこれ。
この本の特徴は、まさに浅く広く、というところですね。
開発環境のインストール、Pythonの基本構文、標準ライブラリ、ファイルの読み出し、書き出し、グラフ描画、機械学習と記載されている範囲は広い。
この内容を約400ページで書いているので必然的に簡単な表記となる。
他の言語でプログラミングの勉強は、一通り経験したが多くのコードを書いたわけではないというプログラミング経験が無いわけではないが、目をつぶってコードが書けるわけではないという(超)初心者が、Pythonという今注目を集めている言語に触れてみたい、Pythonの門を開けてみたいというときのための本かな、と思います。  
僕も、この目的で本書を購入しました(僕の場合は、30歳ぐらいまでは嫌というほどコードを書いてはいましたが、なにせアセンブラなので原始的な言語でしたので今でいうプログラム言語は素人と思ってやっています)。
詳細!Python 3 入門ノート
出版社:ソーテック社

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内容は、

まず、開発環境であるAnacondaをインストールし、これによって科学計算、統計、機械学習などで必要になるライブラリやツールをPython3といっしょにインストールします。AnacondaをインストールするとAnaconda Navigatorというアプリもインストールされ、Anaconda Navigatorには幾つかの実行環境の呼び出しボタンがあります。 この実行環境のひとつにjupyter notebookがあります。
僕は、jupyter notebookでPythonのプログラミングを行っていました。 残念ながら、この本ではjupyter notebookの使い方に関する記載はないので、別の本が必要になります。お勧めは、PythonユーザのためのJupyter[実践]入門 です。
現実的な話としては、本書とJupyterの本を同時に読み進める必要があります。

実行環境の使い方を理解出来たら、いよいよコード作成です。 ここで、本書のことを超初心者向けと書いた理由が、昔、中学校で英語を学び始めた時に、
a pen
a desk
Is this a pen ?
Is this a desk ?
This is a pen.
This is a desk.
と習いましたが、これに近いレベルから記載が始まっているからです。
30ページぐらいがこういうレベルです。
これを含めて基本構文を学ぶということで、if やfor、データ構造、関数の使い方、クラスについての内容を約250ページにわたって記載している。
これは現実には、実際にコードを書く際に参考にすればよい内容なので、ささっと読み飛ばしていけば良いと思う。

 以上のところまでがコード1文1文に関する要は基礎に関する記載だが、それ以降のところで、実際に、ある目的に対応したコードをつくるための記載となっている。要は応用である。この中で機械学習に関する説明もあり、有名なアヤメの分類やボストンの住宅価格の分析に関するコードも入っている。これらの事例は、機械学習の本の多くに取り上げられており、その意味で、機械学習の門を開けるための最初のお題としての意味合いがあるので、これを理解することは意味があると思う。

ということで、本書は、1冊で、開発環境から基本構文、機械学習を含む応用までを浅いとはいってもカバーしているので、初心者がPythonを始めるうえで最初に手に取るには良い本と思う。

余談ですが、

僕は、Pythonや異常診断関係の本をアメリカで買い始めた。 買うときに、実体のある本にするか電子本にするかと思案し、送料や輸送期間のことを考えて最初は電子本にした。 ということで、この本も電子本で買った。 電子本の良いところは、欲しいときに即、手に入れることができること。 これはこれで助かったが、使っているうちに何となくだが、違和感を感じ、数冊目から実体のある本に切り替えた。 送料8ドルと輸送期間1週間弱はガマン。 違和感というのは、ページをめくって全体感を感じにくいということ。 なにそれ?と言うかもしれないが、何かを探すというときに、ページをパラパラしながらページを画像処理して見つけたいものを認識する。 電子本はこれがやりにくい。 ホンマかい、という声も聞こえるが、癖なので仕方ないですね。 それと、複数冊の本を並べて見比べるということができない。 ということで、アメリカに行くときには、30冊の本を持っていきましたが、帰るときには50冊の本を持って帰りました。 30冊というと多そうに思えますが、上には上がいるもので、同じ時に出向した若者の中に、500冊持ってきたツワモノもいました。 参った。

 

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