変わりモノがいい!

変わりモノには価値がある・・・ハズ?

買っちゃいました:Raspberry Pi 4

技適が通り、やっと買えるようになりました。

 僕は新しもの好きで、Raspberry Pi2が出た時に悩まずにすぐに買いました。 それをアメリカの出向にも持って行ったぐらいです。 日本に帰ってきた後、イギリスでRaspberry Pi4が発売されたという情報を手に入れました。 これが昨年の6月でした。 日本での発売は技適の関係があり買えない期間が長く続きました。 が、やっと昨年の11月に技適が通ったRaspberry Pi4を日本で買えるようになりました。 よし、すぐに手配だ、ということで好奇心、物欲の赴くままに行動しました。
余談になりますが、この5か月の期間は勿体ないですね。 技術開発競争の中で何らかの改善を行う必要があると思います。 そうでないと日本は世界に遅れてしまいます。

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 これは凄い!

Raspberry Pi2は、一言でいえば、マイコン、的なものでしたが、Raspberry Pi4は明らかに、PC、的なものです。 スペックを見る限り明確にPCを感じさせるものでした。 4K対応だし、4コア1.5GHzプロセッサでUSB TYPE C対応です。 ということで、Raspberry Pi4を動かすための環境として、どういうものにするかを考えました。 要は、マイコン的に単機能で使うか、PC的に汎用的に使うか、という選択です。 世の中はIoT流行りでRaspberry Piと言えばIoTですが、折角の高機能をIoTに使うのは勿体ないので今回はPC的に使うこととしました。 ということでRaspberry Pi4の入出力デバイスを整えることとしました。 すなわち、モニタをどうするか、キーボードをどうするか、マウスをどうするか、外部記憶をどうするか、です。 4Kモニタが欲しかったのですが、まだ高いのでFHDで我慢することとしました。 15.6インチのFHDであれば1万円台で買うことができます。 ということで、これを買いました。
Lepowのモニタ(メーカ型番:Z1)です。  

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次にキーボードとマウスですが、 僕は、今でも3台から4台のPCを机の上に置いているのでただでさえ操作が面倒なのに、これ以上ものが増えるのはは困るよな、ということで、今持っているPCを将来的には台の上に載せて、1台のキーボードやマウスで動かすことを考え、Bluetoothタイプで切り替え式のものを選びました。 それがコレです。 
ロジクールのマルチデバイスBluetoothキーボードK380BK
ロジクールのワイヤレスマウス Pebble M350GR

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外部記憶用には、HDDにするかSSDにするかということがありますが、今回はNAS目的ということもあり比較的容量の大きなHDDとすることにしました。 それがコレ。
WD HDD ポータブルハードディスク 2TB WDBU6Y0020BBK-WESN USB3.0

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これで準備完了!

いつのときも初期設定には悩まされます。 僕がRaspberry Pi2の初期設定をしたのは、数年前になるので、その時のことを覚えているわけではないので、また1から悩みながら設定を行いました。 今回、参考にしたサイトがラズパイダです。

raspida.com

このサイトにはいつもお世話になっています。 ここに書いてあることを行って無事に立ち上げることができました。 今回は、Raspbianを入れたのですが、凄いですね。 最初から色々なものが入っています。 下の写真は僕のRaspberry Pi4のRasbianを起動したときの画面で、プログラミングのメニューを表示したものです。 MathematicaやScrach、 Pythonまで入っています。

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オフィースのメニューには、LibreOfficeが入っています。 本当にPCとして何も困ることなく使うことができます。

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満足満足、です。 でも、机の上は隙間が無い状態になりました。
Raspberry Pi4の本体は、左側のモニタの右端下に見えるオレンジのケーブルの下にあるたばこの箱大の透明ケースです。 中央のモニタが、15.6インチFHDモニタです。 その下にキーボード、手前にマウスがあります。 ちょっとゴチャゴチャしていますね。

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Rasbianの機能確認もしたし、さてと、折角の15.6インチFHDなので動画を観るか、ということでYoutubeを見てみました。 なななんと、動きがなめらか。 僕の持っているSurface Laptop2とそん色ないじゃん。 えっ、これが1万円?(モニタ、キーボードやマウスを加えると3万円にはなりますが) Surface Laptop2は13インチなので、こっちのほうが大画面でいいかも。 恐るべきRaspberry Pi4!

さて、Raspberry Pi4で何しようか?

youtubeが綺麗に見えるのは良いことだが、それだけでは面白くないので、さてRaspberry Pi4で何をしようか、と考えた。 ということで、まずはお決まりのNASを立ち上げた。 Qiitaというサイトの記事に従ってNASを立ち上げた。 Qiitaにはアメリカにいるときからお世話になった。 Pythonで判らないことがあると、まずはQiitaの中で記事を探した。

qiita.com

 いつもながらQiitaの記事は正確で、記載通りに行うことで、NASが出来上がった。 

早速、使用開始。
Raspberry Pi4にHDDを繋ぎ、仕事用のHPのPCや個人ユースのSurface Laptop2からアクセス。下のスクリーンキャプチャーはSurface Laptop2のもの。 Nasが見えます。

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いいじゃん、コレ。 ということで満足満足。

立ち上げで困ったことは何?

順調に立ち上げることができた、と書いてきましたが、実は、ものすごく悩んだことがあります。 それは、BoseBluetoothスピーカを繋ぐときに繋がっているのにスピーカから音がでない、ということでした。 これには本当に参りました。 下の画面の右上にスピーカのマークが出ていますが、これではスピーカから音が出ませんでした。

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この状態で、コマンド入力で、
sudo service bluetooth restart
と入力することで下の画面のように画面の右上のスピーカのマークにXマークが付きます。 こうすることでBluetoothスピーカと繋がり音がでるようになりました。 これはおまじないのような感じで未だに理由を理解できていません。

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さて、これから何をする?

これからやりたいのは、jupyter notebookのインストール。 Pythonの開発環境は、Thonny Python IDEがRasbianに入っていますが、今まで慣れ親しんだjupyter notebookを導入したいと思っています。 本件に関しては、今後、Python環境が完璧に立ち上がったときにレポートします。 また、下の本を買いましたのでおいおい勉強していきたいと思います。 これも別途レポートします。 
カラー図解 Raspberry Piではじめる機械学習 基礎からディープラーニングまで
出版社:講談社 ブルーバックス

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なにはともあれ、Raspberry Pi4が立ち上がり、日々の生活の中で一定の役割を果たし始めました。 HPのPCで仕事のメールや資料を作りつつ、Surface Laptop2でブログや個人メールの処理、アマゾンでのお買い物をし、Raspberry Pi4でyoutubeを観る。 ひょっとしたらPythonを動かす前にRaspberry Pi4でネットフリックスを観ることができるようにするかもしれません。 可能性の広がりを感じる一品です。
とここまでは、褒めたたえてきたのですが、Raspberry Pi4は性能の高さゆえ、消費電力も結構大きく発熱が半端ありません。 それが原因かどうかは判りませんが、長時間使用で反応がイマイチというか良くなくなるときがあります。 このあたりの原因と対策も引き続き行っていきたいと思っています。 これは本当に、非常に優れた大人のオモチャです。 満足満足!

 

 

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