変わりモノがいい!

変わりモノには価値がある・・・ハズ?

不思議なんですよね、なぜあんなに自信たっぷりに話せるのかが。

TVを観たくなくなりますね。

TVでは、武漢ウイルスが流行り始めたころは中国からの旅行者の件で賑やかにし、その後は豪華客船への対応で賑やかにし、次いでPCR検査や学校休校で賑やかにし、続いて続いて陽性者数で賑やかにし、それが落ち着き始めると今度は9月入学で話題を作る、なんなんだろう、と思ってしまいます。

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入学が4月であろうと9月であろうとどっちでもよいといえばどっちでもよい、というか、そのことが致命的な問題ではなく、学校の入学時期は、卒業に伴う出来事から決まることなので、入学が決定権を持ってはいない、と個人的には思っています。
どういうこと?と思われている方に簡単に説明したいと思います。

全ては、終身雇用を維持するかどうかで決まる。

日本のシステムは、幾つかの重要な仕組みの上に成立していると思います。 その一つに、終身雇用制があります。 終身雇用制の上に、
1)一括採用
2)労使協定(ユニオンショップ制:組合を勝手に脱退できない)
3)年功序列(年齢に応じた収入曲線)
4)定年退職(退職金)
5)企業年金
等々
既にトヨタの社長や経団連の会長が終身雇用制を維持することが難しい、と言い始めています。 企業側も厳しい状況であることは良く判ります。 例えばアメリカでは、PhDを持っている人間を獲得するためには、初任給(年収)でも10万ドル必要です。 日本の会社の倍以上でしょうか(実際には物価が違うので単純比較はできませんが)。
これからは優秀な学生を獲得しようと思うと全員同じ賃金で採用、とはならなくなりますし、既にそれを放棄した会社も出てきましたね。 そうなると一括採用ということ自体の意味もなくなります。 卒業がいつか?ということに大きな問題はなくなります。
また、個人にとっての商品は自分の能力であるので、それを組合に守ってもらおうと考える人間は限りなく少なく、自分自身と会社の交渉で決める、と思うではないかと推定します。 これによって労使協定というか組合の役割は激変します。
当然ながら年功序列はなくなり、それに伴って定年退職もなくなります。
というように、終身雇用を守るかどうかが色々なことが変わるカギになるわけで、今回の入学式を9月に、という話は、贔屓目に観て、終身雇用制廃止の導火線に火をつけるかもしれない、という役割を持っているかな、と思っています。
そういう覚悟を持って、本件の話をするべきではないかと思います。
9月がグローバルスタンダードだ、なんて話は、特に大きな話ではないと思います。
そもそもアメリカの大学の卒業時期が年に2回あることを知っている日本人は少ないといます。 その程度の知識で自信たっぷりに話をしているTV関係者を観ていると不思議な感覚になります。 幸せなんだろうな、この人たちは、と。 でもつまんないだろうな、とも思います。 もっと本質的なところから思考を展開すべきと思います。
日本は昭和の時代に適したシステムを作り、成長してきたのは事実です。
でも今は、それが足かせになって若者を苦しめています。
そろそろ彼らに適したシステムに切り替える必要があると思います。
1階でもなく3階でもない人が決めたり、前例踏襲を基本とする官僚に洗脳された元首相が若者の将来に係ることに制約をかけるような行為を行うことは良くないことです。
安倍政権に期待した規制緩和は全く進んでいないと思います。
また、バブル崩壊を機に始まった中国偏重も変わっていません。
この二つのことにケリをつけ、若者が生き生きと仕事ができるようにしないと日本は滅んでしまうと思います。 その意味で、少しでも若者を鍛え、彼らが彼ら自身のために活動できるようにするための支援をしていきたいと日々思う次第です。
なかなかできてはいないですが。
今回はややこしい話を書いてしまいました。
あまりにもTVがノー天気なことばかり言っているのでつい書いてしまいました。

今回は、ここまで。

では、また。

(参考動画)
昨日ネットのニュースで面白い記事を目にしました。
なんと、あの籠池夫妻がコペルニクス的思考の転換をした、と。
もともと籠池夫妻の長男は、両親が辻元議員と朝日新聞に騙されていて、彼らが騒いでいるようなことは起きていないといい続けていましたが、やっと両親も長男と同じことを話し始めたということですね。
もともと朝日新聞が安倍首相を攻撃する理由は、祖父である岸首相に対する怨念から始まっており、安倍首相そのものの思考、行動とは全く関係がないものでした。
酷いものです。

ということで、籠池夫妻が本当のことを話している動画を見つけましたのでご参考。
1時間と長いので暇なときにでもどうぞ。
でも思うんですよね。 辻元議員や朝日新聞が毀損した国益は誰がどうやって返済するのか、と。 ごめんなさいでは済まないですね。

www.youtube.com

 

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