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ウインドシンセサイザ EWI USB入門:演奏動画の保存方法

さて、どうやって動画を記録しようか?

いよいよEWI USBを使っての練習開始です。
でも、超初心者の僕は、人に聞いていただけるレベルになるまでは、また、これから夏に向かうの窓もあけるでしょうから、ご近所の迷惑にならないように、できればパソコンの音を出さずに内部音声として画像と共に録画録音したと思っています。
ということで色々と方法を探し、方法を見つけました。
今回は、その方法を備忘録として記録しておきたいと思います。
僕と同じ課題を持っている人のためにもなると思います。

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前提条件の確認

まず、前提条件を確認しましょう。
1)使うパソコンは、Macbook Pro
2)使うソフトは、EWI USB付属のARIA(ソフト音源)
3)EWI USBを吹いている画像と音を併せて記録する。
4)演奏中の音は、有線のイヤホンまたはBluetoothイヤホンで聴けること。
5)録画したファイルをiMovieで加工してYoutubeにUPする動画を作る。

先人はいつもいるものです

いつも思うのですが、色々な悩みがあっても、自分が一番最初に見つけた悩み、に巡り逢うのは本当に難しいものです。
今回もご多分に漏れず先人がいました。
お題は3つです。
1)演奏中の画像をどうやって取り込むか。
2)パソコンの内部音声(パソコンが出す音:パソコンが作る音)をどうやって録音するか。
3)画像と音をどうやって動画の形で記録するか。
お題ごとに対応策をしらべて良さそうなものがありましたので紹介します。

演奏中の動画のパソコンへの取り込み

これには幾つかの方法があります。
1)パソコンに記録するのでパソコンのカメラを使う方法
2)スマホのカメラを使ってスマホに録画しファイルをパソコンに移す方法
3)スマホをWebカメラとして使いパソコンに映す方法

それぞれ一長一短あるわけですが、1)は画角調整が難しそうであること(パソコンは動かしにくいので)、2)はパソコンの内部音声との同期が取りにくいことから採用を見送りました。
3)の方法を調べていくと2つばかり良さそうなアプリがありましたが使い勝手が良かったEpocCam HDを選びました。
インストール方法は、下のURLを参照ください。
このアプリを使えばワイヤレスでスマホ(今回はAndroidスマホであるOPPO RENO Aを使います)をWebカメラとして使用することができます。

jittodesign.org

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パソコンの内部音声の録音

ありました。 スピーカから流れる音をそのままパソコンで流れるようにする(内部音声にする)仮想オーディオデバイスが。
それが、Soundflowerです。
Soundflowerを使えばQuickTimeでMacの内部音声を録音することができるとのことです。
また、QuickTimeはMacの画面を録画できますので、Macの画面に映したWebカメラ(スマホ)の映像と内部音声を同期して録画できます。
基本的な考え方は下の図のようになります。
仮想オーディオデバイスであるSoundflowerの前に複数入力装置を設ける必要があります。
複数入力装置の役割は、音の出力先を分けることで音を聞きながら録音ソフトであるQuickTimeにも音データを渡すことができるというものです。
今回は、音を聞く手段としてイヤホンを選べるようにしないといけません。
複数入力装置のためのソフトとしてミキサー機能を持っているLadioCastを使用します。

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下のURLにSoundflowerおよびLadioCastのインストール及び設定方法の説明とQuickTimeを使っての画面の録画方法がありますのでご参考。

dyny001.net

上のURLには録音のケースが事例で書かれています。
録画録音は、QuickTimeの画面収録機能を使います。
使い方は下のURLを参照ください。

support.apple.com

QuickTimeで画面を収録する前に収録ボタンの左にあるオプションのところで入力としてSoundflower(64ch)を選択しておく必要があります。
以上の内容を実行すれば良いはずなのですが、なぜか上手くいきませんでした。

Macにイヤホンを繋ぐとQuickTimeで録画録音しても録音ができませんでした。
イヤホンを繋がない場合は上手く録音できました。
試行錯誤の結果、Macのユーティリティの中にあるAudio MIDIを動かし、LadioCastに加えて別の複数出力装置を作成しました。
複数出力装置の作り方は下のURLに説明がありますのでご参考。

nuiptagblog.com

AudioMIDIの設定内容は、マスター装置としてはSoundflower(64ch)を選び、
使用するオーディオ装置として、Soundflower(64ch)と外部ヘッドフォンを選びます。
加えて、それら2つの音ずれ補正にチェックをつけます。
これで完成です。
なぜAudioMIDIの設定を加える必要があるのかの説明が今は上手くできませんが、まずは動かしたい姿(音はイヤホンで聞きながら録画録音をする)で動くようになったので今は良しとしておきます。
時間がある時に考えてみます(考えると修正案も出そうですが)。

いや〜先は長くなりそうです。
約1年ぶりにEWI USBを吹いた姿がこれです。


20200524演奏
下手すぎですね。
練習のしがいがあります。
ちなみに、Bluetoothイヤホンを使ってみましたが遅れが大きくて使えませんでした。
お気に入りのBoseのイヤホンでしたが残念。
Audio-technicaのBluetoothイヤホンも試してみましたが、Boseほど遅延は大きくはありませんでしたが違和感があり、止めることとしました。
ということで当分の間、有線タイプのイヤホンを延長ケーブルをつけて使うこととします。
また、ARIAの32ビット版は以前使っていたMacbook Airで使えていたのですが(このときにも使い始める時に動かず難儀した記憶があります)、今回の64ビット版でも動作させるのに難航し、何とか音がでるまでにはなったのですが、外部イヤホンが使えなかったり録音ができない状況で、今回はGaragebandを使って演奏しました。
これに関しては、色々と調べてなんとか使えるようにしたいと思っています。
ARIAには、84の音源があるのでARIAとして使うかGaragebandに取り込みたいと思います。

本日はここまで、ということで。

では、また。

 

 

 

(記事後記)

5月3日にオンラインで持続化給付金の申請をしていました。
先週の土曜日、5月23日に事務局から審査開始のメールがきました。
パスすることを祈るばかりです。

 

 






 

 

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