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ボーイング747 生産終了

とうとうこの日が来てしまいました。

数年前から判っていたことではありますが、とうとうこの日が来てしまいました。
2020年7月29日ボーイング747生産終了、の日、です。

news.yahoo.co.jpこの飛行機は、ジャンボジェットという愛称で多くの人に親しまれてきました。
僕もファンの一人です。
アメリカに住んでいたときシアトルにあるボーイングの工場の見学に行ったことがあります。
そのときに売店で買った747の置物がコレです。
かっこいいですよね。
787の置物を買うときに747が生産中止になることを知っていたので合わせて買った次第です。
今、机の横に2機を並べていますが、時代の流れを感じます。

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747ってどんな飛行機?

僕が就職したのは1981年。
747が就航したのは1970年。
近いと言えば近い年頃です(10歳は違いますが)。
1980年代は日本に勢いがある時代で、若者であった僕たちがヨーロッパに出張となったときには今では考えられないですが、ビジネスクラスに乗れていました。
747のビジネスクラスに乗れるときなんて本当に幸せでした。
憧れの747、そういう存在でした。
海外へ行くことが滅多になく、滅多にどころか人生で一度しかなかったので飛行機自体も珍しく、空港は別世界のような存在でした。
今でも覚えているのは、出張先でお上りさんとして色々なお土産を買ったのですが、空港の免税店でお酒や香水を買った時の恥ずかしい話です。
当時は円が1ドルが220円とか250円の時代だったので免税店での買い物は憧れの一つでした。
そこで買ったのが、香水。
というかオードトワレです。
日本に入国の前に税関の申請書を書く必要がありますが、そのときに一緒に行った人と買ったものをチェックして記入していました。
そして僕が発した言葉が恥ずかしいのなんの、「あれ、トイレの香水を買ってきてしまった。 オードトイレットって書いてある、失敗した!」と。
Eau de toiletteをトイレの香水と言ってしまったのです。
それを目の前に座っていたスチュワーデスに聞かれてしまいました。
そのときは気づかなかったのですが、家に帰って嫁さんに話したら、バカ、ということになって恥ずかしさが倍増したことを覚えています。
さて、本題の戻し、747がどういう飛行機であったかを紹介する良いサイトがありました。
それがコレです。

www.gqjapan.jp

下の写真はシアトルにあるボーイングの工場です。
写真正面が組立工場で長さは200mmぐらいあるかなというぐらい大きいものです。
建物毎に生産する機種が決まっており、747の建物もありました。

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組立終わり、塗装も終わると下の写真のように駐機して発注者が来るのを待ちます。
このときに知ったのですが、発注者がボーイングの工場まで来て、そして自ら操縦して変えるとのことです。
車をディーラーに取りに行くのと同じか、と思った次第です。

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この上場にはまた行きたいという気持ちもありますが、武漢ウイルスの騒動でボーイングも大変なことになっており、更には航空会社の過去最悪の赤字の話も出てきており、健全でいきいきしていた工場を観ることはしばらく無理なんだろうなと思います。
武漢ウイルスは罪な事件でした。
ウイルス自体の脅威より、ウイルスに犯された思考の脅威の方が破壊力が強く、世界を元に戻すには大変な努力が必要と思います。
リスクと向き合い、リスクを不必要に怖がらず、ですね。
また、ボーイングの工場を見学に行ける日を楽しみに明るく生活していこうと思います。

では、また。

 

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