変わりモノがいい!

変わりモノには価値がある・・・ハズ?

PiCar-VのRaspberry Pi4にtensorflow2.2.0をイントールしました。

PiCar-Vへのtensorflow2系のインストールに難航しました。

tensorflow+kerasでの学習が終わったので学習したモデルをPiCar-VのRaspberry Pi4にインストールしました。
そしてPiCar-Vを動かそうとすると、あれれエラーが出た。
そうだ、Raspberry Pi4にtensorflowを入れていなかった。
おまぬけですね。
ということでkerasが入っているtensorflow2系をRaspberry Pi4にインストールすることとしました。
そこでまたつまづきました。
今回も備忘録としてやったことを記載しておきます。

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最初にやったこと

tensorflow1系はpip install tensorflowでインストールできるのですが、tensorflow2系はpip install tensorflowではインストールできません。
tensorflow2系は、ソースのビルド ⇒ コンパイル ⇒ インストール
という手順でやる必要があります。
このときに参考にした記事がコチラ。

qiita.com

今から思えば手を抜いてしまったなと反省です。
というのも記事は仮想環境下での話なのに僕はPiCar-VのRaspberry Pi4には仮想環境を構築していなかったので厳密に言えば同じではありませんでした。
この記事の記載を参考にtensorflowをインストールし、バージョンチェックすることで問題なくインストールできていることを確認しました。
その上でPiCar-Vを動かしてみるとエラー発生、です。
このエラーです。

github.com

正常にインストールできたのにtensorflowがない、と出てきました。
???です。
インストールされていないのかと思い、pythonを起動して、import tensorflowとコマンド入力してtensorflowのバージョンを印字してみるときちんと2.0.0と出てきました。
問題ないわけです。
pythonからtensorflowを呼び出せているしバージョンも間違いない。
それなのにtensorflowがない、と出る。
色々と調べる中でPATHが通っていない可能性がある、という記事もあったのでPATHの記載も追加しましたが改善せずでした。
それでは、ということでtensorflow2系をうアンインストールしてtensorflow1系をインストールしてみましたが、これでも同じエラーが出て、tensorflowがない、と出てきました。
???、何故???となって1日が終わりました。
バグに慣れている、訳が判らないことへの対応に慣れているとはいえ、こういう1日は本当に疲れます。

今朝から気分一新で再チャレンジです。

昨日のことは忘れて、今朝から再チャレンジです。
神様はいるものでtensorflow2系のインストールに関する別の記事を見つけました。
それがコチラ。

qiita.com

この記事にある、tensorflow2.xのインストール、を何も悩まずに素直にそのまま実行しました。
ついでにOpenCVのインストールもやりました。
(OpenCVは既に入っているので不要と判断して昨日は行いませんでした)
するとすると、昨日のことが嘘のように今日は問題なくPiCar-Vでtensorflowが動きました。
???何故???
昨日と今日で同じ手順ではないのでなんとも言えないところはありますが、昨日の段階でもtensorflow自体はインストールできていたので昨日と今日で一番大きく違う所と言えば、OpenCVをインストールしたかしなかったかという違いになります。
実際に出ているエラーは、tensorflowがない、ですが、エラーによっては正確に事象を表現していないケースもあるので、まんざら外れてもいないのかなとも思います。
(OpenCVはPiCar-Vの中でtensorflowと共に使っていますので)
まあ、動き始めたのは良いことで、これ以上は原因追及はやらないでおこうと思います。
前に進めです。
明日、tensorflow+kerasで学習したモデルを使ってのPiCar-Vの走行にチャレンジします。
上手く動いてくれることを祈るばかりです。

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では、また。

 

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