速報:Raspberry Pi3 B+はジャンク品確定です。
望みは絶たれました。
ジャンク品として買ったRaspberry Pi3 B+ではありますが、心の中ではSDカード内のデータ破損ではないかと簡単な修理の可能性を信じていました。
Raspberry Pi3 B+にOSを入れたSDカードを入れなおして電源を入れましたが、メルカリのページに書いてあったように赤いLEDが点灯したままで何も動きませんでした。
色々ネットを調べていくとSDカードのデータ破損の場合には、電源ONの後に一瞬だけ緑のLEDも点灯するようです。
SDカード不良でない場合には、緑のLEDの一瞬の点灯もなく赤のLEDが点灯しっぱなしであるようです。
今回買ったものと同じ症状です。
僕と同じようにRaspberry Piの修理にチャレンジした人も沢山いるようで、今回もそれらの記事が参考になりそうです。
それらの記事にあるのは、Raspberry Piの故障は、
1)外部5V電源の電流容量不足
2)SDカードのデータ破損
3)電源周りの部品の破損
4)静電気による破損
と大きく4つに分けられています。
1)はRaspberry Pi3 B+が5V電源の電流3A必要なところを2Aとか1Aで使って動かないという現象です。
このことは既に知っており別件で5V電源を買うときに3A品を勝っていたので問題なしです。
電力不足問題 - Raspberry Pi Forums
2)は上に書いたように期待したけど今回は違いました。
4)の件を書いている人がいましたが、理由はRaspberry Pi3 B+が静電気対策をしていないということでした。
その人が調べたところ気中8KVで即死とありますが、そりゃそうでしょ、と思います。
静電気は簡単に10KV程度は貯まりますので8KVが高すぎるとは言いませんが、8KVの気中放電があれば普通は気づきます。
今回買ったRaspberry Pi3 B+が静電気で破壊されていたとは思いにくいですね。
また、こういう記事も出ていますのでRaspberry Pi3 B+が静電気に弱いというわけではないようです。
最後に残るのが電源の問題です。
これは十分にあり得る問題です。
例えばこういう記事がありました。
3.3V出力を壊してしまったというものです。
別の記事にこんなのもあります。
中級、上級編です。
Raspberry Pi3 B+の電源周りの回路図をネットで見つけました。
それがこれ。
ちっちゃくて見えないので拡大すると、
USBからの5V給電部はコレ。
5Vを電源としてレギュレータでシステムに必要な電圧を作っているところがココ。
ちっちゃいので、出力部を拡大したのがコレ。
レギュレータで作られている電圧は、3.3V、1.8V、1.2Vとなります。
回路を見て判ったのですが、緑のLEDを点灯させているのは3.3Vのラインです。
上の記事に会った電源の故障も3.3Vです。
今回もその可能性はあります。
テスターで調べてみる価値はあります。
今日お買い物に街に出た時にホームセンターでテスターを買おうと思います。
おっと、だんだんと最初から5000円の必ず動くRaspberry Pi3 B+を買ったほうが安く済んだという話に近づいています。
現物での確認
今回買ったRaspberry Pi3 B+はコレ。
今回問題となりそうな部分がココ。
左下にUSBコネクタがあり、その上の四角で沢山のピンが付いているチップがレギュレータになります。
3.3V電源が壊れているとしたら、上の回路図におけるL7の除去とPP8のハンダ除去を試みてみようと思っています。
ちなみにL7は先ほどのチップの周辺にある4つの小さな四角の黒い部品の内の一つです。
PP8は基板の裏面にあります。
それがコレ。
PP8はSDカードソケットのすぐ下にありました。
ハンダ吸い取り器も買わないといけません。
おっと。
ということで続きはまた今度。
今日はここまで。
では、また。