変わりモノがいい!

変わりモノには価値がある・・・ハズ?

不調だった光回線が治りました。

長かった。

僕ん家は団地でも一番最後に光回線に切り替えた部類だと思います。
昨年の5月に長らく使ってきたADSLから光回線に切り替えました。
それから快適に使っていましたが、今年の5月から毎日朝の6時過ぎから夕方の6時過ぎまで長い時は1時間、普通で30分、短くても10分から20分通信ができなくなる症状が発生しました。
6月までの1ヶ月は様子を見てみようと我慢しながら使っていましたが、流石に1時間連続で通信できなくなつことに我慢できずNTTに連絡を入れました。
それから2ヶ月以上たった昨日、やっと治りました。
今日は朝から快適です。
今回の件、参考までに原因を記事にしておきます。

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どんな症状が出たか

症状としては、代表的には以下のようなものです。
1)通信が完全にできなくなり、ネットが使えなくなり、TeamsやZoomも何度も遮断された。
  光電話を使っていますが光電話さえ使えなくなるときがありました。
2)通信速度が遅くなり、Netflixやyoutubeの画像が不鮮明になりました。
ということで、契約がドコモなのでドコモに症状を伝えてどうするか相談しました。
ドコモは窓口業務だけみたいで、すぐにNTTの修理日程決め担当に回されました。
こちらとしてはNTTの過去の事例から原因を聞いた上で修理としたかったのですが、どうも両者の考えが一致せず、第1回目の電話では、もう少し様子を見ます、ということにしました。
NTTの修理日程決め担当は、頑なに現地で調査しないと判らないと言うだけで、何を調査するのですか、と聞いても、現地で担当者が考えます、というばかり。
ネットでも調べてみたのですが、下の記事のようなものばかりであまり参考にはなりませんでした。

 

naruhodo-wifi.com

毎日の通信障害発生の癖を理解しながら通信障害が起きてネットが使えない時はネットを使わなくても良いことをするようにして暮らしてきましたが、7月中旬からネットを使ったTV会議(TeamsやZoom)を頻繁に使うようになり、通信障害が実害を生むようになってきました。
TeamsやZoomを使う時は、スマホのテザリングを使うことで急場をしのいでいましたが、ある時に朝から夕方までのミーティングがあり、そこでスマホの通信量を使い果たし、その後は驚くほど通信速度が遅くなり画面共有にも支障がでるようになりました。
この状況を受け、NTTに2度目の電話をして現地調査をしてもらうようにしました。

NTTは現地調査で何をしたか

原因を推定して、とも思いましたが、そんなことも言っておれなくなりました。
NTTに今週の金曜日に来て調査を行ってもらうこととしました。
NTTの修理担当が来る直前まで通信障害が起きていましたが、来たときには通信は回復していました。
その状態で回線を測定器を使って調査するも回線が不安定とうことは判るが原因が判らず、オーソドックスな対応で、取り敢えず電柱から家の中の機器までの光ファイバーケーブルの接続コネクタを作り直す、ということになりました。

f:id:ken2017:20200830094238j:plain  光ファイバーケーブルとコネクタ
電柱から家の機器に入るまでのコネクタは、3つあり、3つを全て交換してくれました。
修理担当者は原因が判らなかったこともあり、治せたという自信はないとのことで様子を見て再発するようであれば再度連絡、となりました。
そして、その日の夕方、と言っても修理担当者が帰った1時間後ぐらいに通信障害が再発しました。
すぐにNTTに連絡し、昨日の土曜日に再度、修理担当者による調査を行うこととなりました。

昨日の調査は納得のいくものでした。

修理担当者が使っていた測定器は金曜日のものと同じでしたが、修理担当者が到着した時、運良く通信障害が起きていたので測定器を使って障害が発生しているポイントに目処を立てることができました。
そのやり方は、通信ケーブルを伝わってくる光(波)の波形の変化点を探す、というものでした。
例えば、接続のコネクタに異常があれば、そこで正弦波形にずれが発生します。
同様に途中の光ファーバーケーブルに損傷があるばあいにも正弦波形にずれが発生します。
光ファーバーケーブルを通ってくる信号(波)の位相の変化を見つけることで機器から何mの地点に異常があるかを推定するとのことでした。

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昨日の調査では、機器から199mのところで信号の変化が起きているとのことで、修理担当の方は199m地点の異常調査に出て行かれました。
その結果、
1)異常は光ファイバーケーブルの中継ボックス内で起きていた。
  下の写真の左の黒い細長いボックスが光ファイバーケーブルの中継ボックス
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2)この中にある光ファイバーのコネクタが割れていた。
3)更に悪いことにボックスの中には雨水が溜まっていた。
ということで、推定では、割れたコネクタの中に水が入り込み光ファイバーの中を通る
信号(光)の通り具合に変化が生じていた。
この影響は温度等によって違いがでて日中に影響が大きくなっか可能性がある、とのことでした。
これは調べないと判らないですね。
修理は一人でやるのが基本のようですが、原因が判りにくかったこともあり、近くの町から応援を求め、二人作業でやられていました。
一人が戸外作業で一人が屋内の機器で調査。
この時に屋内作業をたられている方に色々話を聞きましたが、1年365日誰かが修理対応をしているとのことです。
お休みは?と聞くと、長くて3連休とのことでした。
病院とかの障害では命に危険が及ぶこともあり365日対応が必要なんだと言われていました。
頭が下がります。
よくある通信障害は、機器故障、機器の設定不良、屋内の光ファイバーケーブル 損傷とのことでした。
今回のようなケースは原因を見つけるのが本当に大変だと言われていました。
また、屋外の光ファイバーケーブルを損傷させる原因には、
引越しの時のケーブル損傷、カラスによる損傷(ケーブルをつつくみたい)、セミによる損傷(針で刺す)があるようです。
聞いてみないと判らないものです。
今回の件で、ネットの通信速度を測るサイトで良さそうなものを見つけました。
一つがコチら。
のぼり下りが数値ででていてみ易かったです。

speedtest.gate02.ne.jp

もう一つがコチら。
上り下の速度が波形表示されており、今回起きたような通信の不安定さも判るものでした。

selectra.jp

本日から快適インターネット生活再開です。
もう通信障害の回復を待つ必要がありません。
良かった良かった。
以上、通信障害事例の共有でした。

では、また。

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