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AWRへのROSインストール 進捗報告 その6

Ubuntuのインストールができました。

ちょっと難航しましたが、AWRに搭載しているRaspberry Pi3へのUbuntu Mate 18.04 Desktopのインストールが出来ました。
手間取ったので他の人の参考になればと思い、記事として記録しておきます。

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手間取った理由は、
1)Ubuntu Mateのインストール作業ではUSBキーボードが前提となっており
  Bluetoothは使えない。
  ⇒ 2年前に家中の不要な部品を処分したのでUSBキーボードがありません。
    娘の部屋にかろうじて1つ残っていたUSBキーボードを見つけました。
  日ごろ扱っていないソフトのインストールには悩まされますね。
  キーボードだけでなく有線Lanが前提?ということも今回難航した理由に
  挙げられます
2)入れるべきUbuntuのファイルの在りかが判りません。
  昔のバージョンのパッケージを探すのは本当に苦労します。

どうして最新版しか見つからないの?

Raspberry Piの最新版は、Pi4であり、それに対応するUbuntuはUbuntu Mate 20となっています。
これはUbuntuのホームページからもRaspberry Pi標準のSDカード書き込みソフトからも簡単に見つかります。

ubuntu-mate.org

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kledgeb.blogspot.com


ところがこれらのものからはUbuntu Mate 18.04を見つけることができません。
Raspberry Pi標準のSDカード書き込みソフトからはUbuntu Mate 18.04のServer版やCore版を選択はできます。
これを入れてRaspberry Piにインストールしようとしましたが大変。
wifiの設定一つで悩みまくりです。
Server版のwifi設定ができたのでデスクトップ環境を追加でインストールしましたが、その後、wifiが使えなくなり設定しようにも上手くいかず、で、それならば、と、Core版に切り替えるも、こちらはこちらでUbuntuのメンバーでないとダメで、その登録を行いCore版の初期設定を行おうとするもメールアドレスを認識してくれません。

blog.amedama.jp最初は有線Lanが前提になっている可能性があります。
我が家では、全館無線Lanで環境を構築しており有線Lanでの設定は無理がありました。
今日一日、Desktop版の有難みを痛感しました。
見つけるべきはUbuntu Mate 18.04 Desktop版です。
朝から試行錯誤しながら思うように進まず、心が折れてRaspbian Stretchをインストールしようかという邪心が頭をよぎった時、神様はいるもんですね。
いつもお世話になっているGithubに何か載っていないかと探してみました。
そしたらありました。
この記事です。

github.com

この記事の中に探すべきパッケージの名前がありました。
その名は、ubuntu-mate-18.04.2-beta1-desktop-armhf+raspi-ext4.img
これが判れば手の打ちようもあり、この名前をグーグル先生に入れると出てきました。
Raspberry Piに搭載できるLinux系OSのリストです。
東北学園大学に感謝です。

www.cs.tohoku-gakuin.ac.jp

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今回のターゲットは下から2番目のものです。
これをダウンロードし、SDカードにやいてRaspberryPi3にインストール。
紆余曲折の末にたどり着いたのがこのデスクトップ画面です。

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wifiの設定も言語の設定も簡単。
デスクトップ版様様です。
さて、これからROS Melodicのインストールにかかります。
次はどんな難問が待ち構えていることやら。

では、また。

 

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