変わりモノがいい!

変わりモノには価値がある・・・ハズ?

常識でいくか、非常識でいくか、熱対策

こりゃ夏になったら大変だ!

僕は、3月に退院祝いでMacbook Proを買いました。 それまでは2012年版のMacbook Airを使っていて何ら不満はありませんでしたが、気分転換もかねて買っちゃえ、ということで買っちゃいました。 Macbook Proの16インチ版。
画面は綺麗でSSDの容量も大きい、CPUはCore i9と完璧です。
その上、27インチの4Kモニターを外付けで使っています。
机の広さの関係で、Macbook Proをクラムシェルモードで使っていましたが、ある時に本体を触ると熱い、熱いんです。
アクティブモニタでCPUの温度が何度になっているかを調べてみると62、63℃でした。 CPUは90℃でも大丈夫なので何ら問題はないと思いますが熱い。
今の気温は20℃ちょっとですが、これから夏になるとプラス10℃程度はあり得るので、夏場に問題が発生する可能性を少しでも低減しておこうと、どうやったらMacbbok Proの温度を下げて使うことができるかを調べたり試行錯誤したりしてみました。

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クラムシェルモードだから良くないの?

Macbook Proは、キーボードのところの隙間から吸気し、底面の後ろにある排気口から排気する構造です。 クラムシェルモードでは、画面を閉じて使うのでキーボードの隙間からの吸気がしにくいという面があります。
調べてみるとクラムシェルモードは、通常モードに比べて10℃ばかりCPU温度は上がるようです。 まあ、そうなんだろうな、と思います。

note.com

ということで、クラムシェルモードで使うことは断念することにしました。
机の上のレイアウトを再考する必要があります。

では、通常モードにすれば問題はないの?

クラムシェルモードを諦めて通常モードで使い始めましたが、そこで気になることが一つ。 キーボードの上が生暖かいし、タッチバーの上の所の金属が熱い。
40℃は確実に超えているように思います。
あれれ、CPUが少し快適に動くようになった分、それが人間様への負担になって帰ってきた?
そりゃマズいでしょ、ということでCPUの温度だけではなく、Macbook Pro本体の温度を下げる試みを開始しました。
同じ悩みを持って試行錯誤した人の記事を参考までに掲載します。

aroma-ecru.com

まず、考えたのはファン付きの冷却台です。
色々なタイプを調べましたが、僕の目的がキーボード面の温度を下げる、というものでしたので、どれも決め手に欠くものでした。
当然ながら冷却台はパソコン本体の底面に空気の流れを作って底面の熱を排熱する方式ですので上面であるキーボードへの効果は期待できそうにありませんでした。
それにMacbook Proの底面って上面のタッチバーの上の金属の熱さに比べて、全くと言っていいほど熱が上がっていないように思います。 熱が上がっていない面を冷やしても非効率ですよね。 冷やすなら上面ですね。
そう思ってネットを調べてみたらありました。
扇風機でキーボード面に風をあて劇的に温度を下げることができています。
その記事がコレです。

from-exp.com

どうやらこれで表面の温度は下げることができそうです。
結果的に熱勾配でもってCPUの温度も下がります。
が、積極的にCPUの温度を下げるためには、Macbook Pro内部のファンを活用する必要があります。 扇風機に頼ってばかりでは扇風機の動作音が結構大きくなりますので、扇風機と内部ファンの両方を適切に使ってできるだけ静音環境を維持したいと思っています。
ということで見つけたのがコチラ、Macs Fan Controlです。

ringocatnote.com

これも結構使えそうです。
そして極めつけはコレ。
100均で冷却ゲルを買ってきました。
これが枕用のもので結構大きいです。
いざとなったらこれをMacbook Pro本体の下に敷いて使おうと思います。

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こちらは頭に貼るタイプのもので、これをタッチバーの上に置こうと思います。
ちょっとやりすぎかも、とも思うので、これらはあくまでも、いざ、というときに使い、普段の使用はやめておこうと思います。

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効果を確認してみました。

扇風機と内蔵ファンの制御による冷却効果を測定してみました。
まずは、Macs Fan Controlによるファンの回転数制御によるCPU温度の低減効果を見てみます。
朝、Macbook Proを起動すると、その時のファンの回転数とCPU温度は、
1700回転、38℃で、温度はすぐに46℃に上がりました。
その後、20分経過で、
2050回転、59℃となりました。
アイドル状態ではありますが、既にタッチバーの上部は熱くなっています。
次に負荷をかける目的でYoutubeを起動しました。
すると、
2250回転、60℃となりました。
朝ということで外気温があまり高くないのでファンの回転数を上げることでCPU温度をほぼ維持することができています。
いよいよ扇風機の登場です。

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外部モニタも使用しています。
扇風機はUSBタイプで、Macbook Proの横上から上面に風が当たるように設置しました。
これにより、ファンの回転数とCPU温度は、
1980回転、57℃となりました。
上面の温度も大幅に下がりました。 俗にいう人肌かぬる燗のような温度でしょうか。
上面温度が下がったことで、CPU温度を57℃まで下げることができ、ファン回転数も200回転ばかり下げることができました。 CPU温度やファン回転数を下げることができたということは排熱効率を上げることができたということになります。
まずは、この姿で夏に突入してみようと思います。

次の手はなに?

以上の手段をもってしても夏場を乗り切れそうにないときのために追加の手段も探しました。
それがコチラ。
1)ディスプレイを開いた状態でのクラムシェルモードの使用
 外部モニタを使うとGPUの発熱の問題で本体、特に上表面が熱くなるという記事が
 ありました。
 夏場に熱の問題が解決できていないようであれば、これをやってみようと思います。

applech2.com

2)強力ゲル冷却
 上に書いたゲルですね、これを使って見ます。
 でもあくまでも短時間、緊急避難時だけです。
 今回、試しに冷凍庫で冷やしたら手に持つことができないくらいに冷えていました。
 適度な温度に冷やす冷やすようにしないとMacが風邪をひきそうです。

いろいろやってきましたが、最終的には落ち着くところに落ち着いた感があります。
冷却台は安くても3000円弱から高いものは6000円するものもありますが、今回使った扇風機は300円で、かつ動作音も許容範囲内です。
悪くはないかな、と思っています。
これで暫く使って見ます。
でも、Macbook Pro Corei9の熱はあなどれないですね。

では、また。

 

 







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