変わりモノがいい!

変わりモノには価値がある・・・ハズ?

PiCar-V Self-driving Pytorch ハマった。

久々にハマってしまいました。

落とし穴はどこにあるか判りません。
今回は、Raspberry Pi4にPytorchをインストールするときにハマりました。
WindowsでPytorchが動いたのでRaspberry Pi4でも動くと思って作業していましたが、動く以前のPytorchのインストールでハマりました。
ネットを調べてみると同じようにハマっている人がいました。

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今回ハマったものは、結構悩みが深いものなので備忘録として記録しておきます。

何をしようとしたか。

やろうとしたことは簡単です。
Raspberry Pi4にPytorchをインストールしようとしました。
その際に参考にした記事はコチら。

qiita.com

見事にインストール失敗。
記事では成功しているが、どうして成功できたのか不思議?
残骸であるフォルダーを削除するのに四苦八苦。
結局、
sudo rm -R フォルダー名
で完全に削除できることが判ったのは削除開始後1時間は経っていた。
sudo無しで最初やっていたが削除できないファイルが多数存在し途方に暮れネットを調べているとsudoを付けることで削除できることが判った。
気を取り直してPytorchのインストール方法を再度検索。
そうして見つけたのがコレ。
この記事を書いた人もPytorchのインストールにハマった人みたいです。
最初のインストールが失敗したのはパッチ当てをしていなかったからのようです。
下の記事にあるようにパッチを当ててビルドしたらインストールできました。
その代わり膨大な時間がかかりました。
1時間では終わらなかったですね。
2時間以上かかったかも知れません。
僕の場合は、Raspberry Pi4の8GBバージョンなのでOSが死ぬことはありませんでした。

qiita.com

Pytorchのインストールが終わったので安心していたら次はtorchvisionのインストールで引っかかりました。
上の記事にはtorchvisionのインストールは問題ないとありましたが問題発生です。
上の記事にある方法ではインストールできず下の記事にある方法でインストールしました。

forums.developer.nvidia.com

環境変数が正しくなくtorchvisionをインストールする場所によっては動かず、PiCar-Vを動かす際に呼び出すコードが保存されているフォルダー内にtorchvisionをインストールすることでtorchvisionのimportが正常に行えるようになりました。
美しくはないが苦肉の策です。
これでも完全ではなくtorchvision内のライブラリや関数の呼び出しでエラーが発生し、コード中で使っていない不要なimportをコメントかして何とか動くようにしました。
真似してはいけない良くない行動ではありますが、まずは動かすこと優先です。
ここまでの行為で何とか動くようにはなりました。
今、記事を書きながらネットの情報を見直していて気づいたのですが、pytorchとtorchvisionのインストールの仕方を違えていました。
pytorchは、

sudo -E python3 setup.py install

でインストールし、
torchvisionは、
sudo python setup.py install  
でインストールしていました。
-Eの有無が今回のtorchvisionインストールの悩みの原因でした。
下の記事に記載がありました。

http://www.neko.ne.jp/~freewing/raspberry_pi/raspberry_pi_build_pytorch_deep_learning_framework/

今回の件で、もっと知識を身に付けないといけないことを痛感した次第です。
結局、pytorchのインストール、PiCar-Vの動作準備に2日かかったわけですが、本命のtensorflow+kerasはもっと時間がかかりそうです。
今日はここまでとし、明日の水曜日は定期検診なのでPiCar-Vを動かすのは木曜日とします。

では、また。

(記事後記)
先週末まで24時間心電図計を2週間付けていました。
2月末に行った心房細動のための手術が上手く行ったかどうかの確認をするためです。
Apple Watchに記録されているデータからは、2週間に一度程度、夜間に高心拍が短時間発生していますが、Apple watchが明確に高心拍と認識しているのは2月の手術までで、その後は高心拍としては検出していません。
昨年の12月に急性心不全を起こしたわけですが、その前の10月、11月の状況をApple Watchで見てみると心拍数160程度の高心拍状態がアラームとして何度も記録されています。
このことは判ってはいたのですが甘く考えていましたね。
今後は体が発するアラームには注意を払い、根拠のない安心はしないようにします。

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