変わりモノがいい!

変わりモノには価値がある・・・ハズ?

Bose soundlink miniを復元しました。

分解は簡単だけど復元は本当に難しいです。

いや~手間取りました。
ハンダ付けも悩ましかったですが、それ以上の難問が最後に待ち構えてました。
今回の記事では何があったかを書いておこうと思います。

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ハンダ付けは悩みながらもなんとかできました。

ハンダ付けする回路は以前の記事にも示しましたが、コレです。

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ハンダ付けした結果がコチラ。
これがBattery connection boardに接続する中継基板です。
今回は寸法は余分に取るのですがハンダ付けでミスしにくいようにリード付のケーブルを使用しました。

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これがPower supply boardに接続する中継基板です。

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これらの基板を接続したものがコレ。

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この段階では最後に待ち構えている難題に気づきませんでした。
できたできたと喜んでいました。

本体への組込みは予想以上に難航しました。

本体への組込みには参りました。
スピーカーの組込みは簡単でしたが基板の取り付けは想像以上に難しかったです。
まずはスピーカーの取り付け。

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裏から見ると。

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いよいよ基板を取付けます。
まずは、片側から。
ケーブルや中継基板がかさばりますが何とか入れることができました。
ネット情報では、この中にバッテリーも入れていますが僕には到底無理でバッテリーを入れることは諦めました。
まあ、バッテリーを使う仕様ではないので問題はありません。

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ここまでは手間取りましたが、まだ優しい範囲でした。
難関はこれからです。
下の写真にある基板の取り付けが難しいのなんの、もの凄く時間がかかりました。
何が問題だっかといいますと、基板と黒いプレートをとめている8本のネジが締まらない、ということです。
黒いプレートの取り付け自体が窮屈であり、位置の修正が思うように出来ません。
穴の位置がずれていることが判っていても修正できない、修正しようとすると黒いプレートを外して位置をずらす必要があるのですが、思うようにはずらせない。
何度やっても上手くいかず、最後に取った手段は、1本のネジをまずはある程度締めて位置を確定させる方法です。
続いて隣のネジを締め、次にその左のネジを締め、次に隣のネジを締め、とやって右から左の基板のネジに向かってちょっとづつ位置を確定していきました。
最後の1本の穴位置が少しずれて難航しましたが力ずくで入れ込みました。
このスピーカーを組み立てている人は凄いなと感心です。

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でも、このネジの締め付けが最後に待っていた難問ではありませんでした。
難問はこの前に待ち構えていました。
上の写真にある基板の右のコネクタにFFCケーブルを差し込んでいますがここに問題が発生しました。
このコネクタには元々はスポンジ状の保護シートが付いていました。
この保護シートは粘着性の材料が塗ってあるようで剥がすのが結構面倒でした。
粘着性の保護シートを剥がし、FFCケーブルをコネクタから引き抜く際にコネクトに付いているFFCケーブル固定部材を痛めてしまったようです。
組付ける際にケーブルを入れ固定しようとすると固定用の部材が取れてしまいました。
ゲゲゲ、これは困った。
修理はできません。
さてどうしようと思って思いついたのが瞬間接着剤による固定です。
ということでケーブルを差し込んで差込口近傍に瞬間接着剤を付けましたが、手にも沢山ついてしまい大変なことになりました。
問題は、コネクタの接触面に入り込んでいないかどうかです。
万が一入り込んでしまっていたら接触不良でスピーカーは鳴らないことになります。
動かしてみないことには何とも判りません。
神様に祈りつつ最後まで組み立てていった次第です。
出来上がりがコチラ。
正面パネルも何とか元通りのできました。

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裏面がコチラ。
こちらも問題なく復旧できました。f:id:ken2017:20211203130417j:plain
底面がコチラ。
バッテリーを入れることを諦めたら基板とケーブルをそれらしく収納できました。
使うときにはゴム底を付けてもいいと思っています。

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これで復元完了です。
ネット情報のように美しくは行きませんでしたが何とか終わりました。
問題は動くかどうかです。
今日は勇気が無いのでここまでにします。
お楽しみは明日以降。
では、また。

 

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