変わりモノがいい!

変わりモノには価値がある・・・ハズ?

なんだこれ? アメリカで買った楽しいもの:MekaMon Berserker V2

なんのために買ったの?と聞かれ、MekaMonがあったから買ったの、と答える

 アメリカにいると日本にいるときと違って、ブラックフライデーが近くなると何を買おうかと心がウキウキする。 単身赴任で日ごろ慎ましやかな?生活をしているので、この時ばかりは羽目を外して心おきなくお買い物をすると決めている。 心を解き放して欲しいものを買う、これに尽きる。 ということで心が欲するままに買ったのがこれ
MekaMon Berserker V2 これを見せると皆同じことを聞く。 なんのために買ったの?と。 これに対してはニコッと笑ってこう答える。 そこにMekaMonがあったから。 それにしても高かった(僕にとっては高額オモチャの部類です)。

f:id:ken2017:20200121102641j:plain
https://mekamon.com/ 

待ちに待ったブラックフライデーの朝

ブラックフライデーの早朝というか夜中3時半にアパートを出て、まず最初にアパートから遠く離れたアウトレットモールにまず出陣。 そこでお目当てのClarksの靴をゲット。 続いてワシントンスクエアモールに移動。 MekaMonはなんとApple Storeで売っている。 モールは開店が7時に早まっていたので6時半に到着。 Apple Storeに行って待つこと30分。 開店する気配がない。 なんで?と思って調べると殿様Appleは10時開店、と。 え~っ、やめてよ、早く開店しようよ、と思っても待つしかない。 モールの中を動物園のお猿さんのようにあっちへ行きこっちへ行って時間をつぶし、待つこと3時間。 やっと開店。 まあ他にこれを買う人はいないので奪い合いになることもないので落ち着いて並んで入場。 無事にゲット。 さあ、次のお店に急ごう。

やっとアパートに到着、早速Unboxing

MekaMonは思ったより箱が大きく、Unboxing前のワクワク感が半端ない。 MekaMon、MekaMonと連呼しているが、ほとんどの人は何のことかチンプンカンと思うので、まずは下の動画を見て欲しい。 あなたもすぐに欲しくなると思うよ。

www.youtube.com

なななんと、操作が難しい!

箱から本体、手足の部品を取り出し、こんなんでどうしてYoutubeにのっているような動きができるんだろうと不思議に思いながら組み立てる。 組み立ては至って簡単。 余談になるが、僕は、MekaMon以外にも四つ足のロボットを買った。 そのロボットを組み立てるのには、沢山の部品をなんと100本のネジを締めないといけなかった。それもM1.3のネジ。 老眼にはキツイ。 サーボモータなんて12個もあった。 一生懸命に組み立て動作開始、とやったが、4本の脚のうち1本がソッポを向いて動いてくれない。 結局、アメリカにいる間に治せなくてそのまま日本に持って帰っている。 これに比べるとMekaMonは涙がでるくらい出来が良い、というか、組み立てることではなく、遊ぶことに力点が置かれている。 大歓迎!! 組み立て終わると、スマホにアプリを準備。 MekaMonもタブレットに専用のアプリを入れて、それを使って動かすという今様の遊び方。 Youtubeで動かし方を見て、さあ遊ぶぞ、と第1回目のチャレンジ
。 むむむ、動かん、どうやるの? 思うように動かん、と悪戦苦闘すること1時間。やっと何とか動かせたが、明日動かそうとすると、また悩むだろうな、というレベル。 そもそもMekaMonの説明書もネット上の情報もアプリも全て英語。 英語アレルギーの人間にはそれだけでハードルが高い。 でも、このMekaMon、結構それらしく動いている。 まるで攻殻機動隊だ。 60歳を過ぎた老人予備軍が遊ぶオモチャかどうかという疑問はあるが素直に楽しい。 攻殻機動隊、出動!!

不思議、なんでこのシートの上に仮想敵が見えるの?

MekaMonってロボット単体を動かして遊ぶだけでなく、AR(仮想現実)も体感できるんだ。 専用のマットの上に置くと仮想の敵がスマホの画面に出てくる。 これを攻撃してやっつける。よくまあ考えたもんだ。 本当に感心するばかりです。 下の動画の半分くらいのところからARの画像があるが感激ものね。 これでARかいって思う。

www.youtube.com

いつもの台詞になるが、こういう遊び心を持った製品を創りたい。 これはオモチャだが、実際の工業製品でも同じだと思う。 技術が進化し、中国や韓国のような国で製造するものとアメリカや日本で製造するものに機能的な面での違いが無くなってきた今、なにをもって買う、という選択をするか。 何をもって製品を選んでいるか。 我々の品が選ばれている理由は何なんだ? 選ばれない理由は何なんだ? 今後、企業間の競争、国と国の競争は今まで以上に激烈で、勝敗が付きにくいなかでの競争を繰り広げるようになる。 そこでのカギは、体験。 別の言い方で言えば、コト。 よく、モノからコトへ、と言われている、コト。 利用者に今までにない体験を如何に気持ちよく提供できるか。 全てはこれに尽きる。 でも勘違いしてはいけない。 素晴らしいコト

素晴らしいモノの上でのみ実現できる。 今の日本はモノを軽んじる風潮がある。 モノを大切にしよう。 老エンジニアからの切なる願いです。

プライバシーポリシー お問い合わせ