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買っちゃいました:サーキュレータ

季節外れな話題ですが、サーキュレータのお話です。

数日前から気温が高くなり散歩をしていると汗をかく日も出てきました。 世の中はコロナで大変なことになっていますが、着々と春は近づいていますね。 コロナの件も1日も早く決着してほしいものですね。 ということで季節外れと思われるかも知れませんが、サーキュレータのお話を書きたいと思います。

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  昨年買ったサーキュレータ
サーキュレータを買ったのは昨年の夏です。 買った理由はなに?なぜ扇風機でないの?という声が聞こえてきそうですが、何かの媒体でサーキュレータが扇風機より涼しい、という話を見たからと記憶しています。 ええっ?同じように羽根が回っているだけでは?と思った記憶があります。 でもね、使って実感するのですが、本当に両者は違います。 サーキュレータのほうが涼しく感じます。 実際の温度がどうなっているかは判りませんが、涼しく感じるのは間違いないです。

なぜ、サーキュレータが涼しく感じるのかを調べてみました。

 調べた結果、思っていたことと同じことが書かれていました。 それは、
1)サーキュレータは風量が多い、というか強い。
例えるならば、扇風機がプロペラ飛行機とするとサーキュレータはジェット機ですね。
絞られた羽根(?)によって風が渦を巻いて遠くに届くイメージです。 これいいです。
2)サーキュレータは羽根を左右上下に動かせるので空気を効率的に循環できる。
扇風機は左右だけですよね。 サーキュレータは上下動もでき、部屋の空気を効果的に攪拌できます。 これって結構いいですよ。
3)サーキュレータは直接的に風を体に当てないので体の負担が少ない。
これは気づきにくい特徴です。 そうなんです、サーキュレータは風を体にぶつけるという使い方ではないのです。 扇風機は風を体にぶつけて涼しさを感じるものですが、サーキュレータは空気の攪拌が目的で空気を攪拌させることで涼しさを生み出しています。
これら3つの理由が、サーキュレータの涼しさと扇風機の涼しさの質の違いを生み出していると思います。 エアコンとサーキュレータの併用が最も有効な使い方かなと思います。

あれ?サーキュレータって夏場だけでなく冬でも使えるんじゃないの?

そうなんです、サーキュレータの目的が空気の攪拌なので冬にエアコンやファンヒータ等で温めた空気を攪拌して部屋全体の温度を均一にしてくれる効果があります。 僕はお冬にはこの使い方をしなかったので今年の冬には試してみようと思います。 色々と考えていると一つ気になることがありました。 サーキュレータって、どこかで聞いたことがあるし見たこともあるなって。 そうなんです、工場で見たことがありました。 工場で使っているサーキュレータは家庭用のように可愛いものではありませんが目的は同じだったと思います。 そしてはるか昔から使っていたと思います。 そういうものを誰が家庭用に使おうと思ったのか、思った人は素晴らしい人だなと思いました。 家庭用のサーキュレータは何と10年以上前からあったのですね。 調べてみてビックリです。 いかに世の中のことを知らなかったかということを痛感させられています。

 

サーキュレータ流行に見るイノベータ理論とアーリーアダプタの役割

大上段な言い方ですが、工場で使っていた(僕の偏見が多分に入っていますが)サーキュレータを家庭用として展開することは、僕にとってはサーキュレータの新市場の開拓という意味でイノベーションの1種に思えます。 大げさな、と言われるかも知れませんが、僕にはそういうふうに見えます。 更に、サーキュレータを普及するうえでアーリーアダプタが存在していたはずで、その存在なしにサーキュレータが広く一般家庭に入っていったとは思いにくい面があります。 アーリーアダプタとは、新しい商品やサービスを早い段階で自分の生活に取り入れる人たちのことです。 iPhoneやiPadが普及したのもアーリーアダプタがいたからであり、その役割たるやイノベーションの成否に大きな影響を与えるものです。 日本のメーカが今後イノベーションを創出し事業として成功していくためには、その製品やサービスにおけるアーリーアダプタが誰かを的確に把握し、新しい製品やサービスが世の中に受け入れられるものかどうかの見極めを的確に行っていく必要があります。 これによって打率を上げ、かつ打数を伸ばしていく必要があります。 おっと、サーキュレータの話が、大きな話になってしまいました。 でもですね、ネットで調べてみると結構な数のメーカが沢山の機種を出しています。 サーキュレータの可能性に気づいたメーカが、アーリーアダプタを使って市場への受け入れられ方を把握し、市場の多くの人が受け入れることができる、買いたい製品に仕上げていった結果だと思います。 恐るべし、サーキュレータ!
サーキュレータに負けないように小さなイノベーションであっても大切にして新しい製品やサービスを世に送り出して人々の生活を豊かにしていきたいものですね。
共に頑張りましょう。

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