変わりモノがいい!

変わりモノには価値がある・・・ハズ?

なんだこれ? アメリカで行った楽しいとこ:映画館 

コロナの件がなかったら速攻で観に行ったのにね。

3月6日にFukushima 50が公開されました。 速攻で観に行きたいところですが、今はコロナの件があり、チョット様子見しているところです。 子供が小さいころは毎年、年に2回は映画を観に行っていました。 ドラえもんは全て観ましたね。 でも、子供が大きくなってからは映画館で映画を観ることはなくなりました。 映画はPCやTVで観る、というスタイルに変わりました。 僕は今、Netflix、Hulu、Amazonプライムに契約しており、映画やドラマは見放題です。 が、PCやTVで観るのは便利ではあるが、迫力はないね。 そのためか、最近は、映画を最初から最後まで一気に観る気力というか集中力がなくなってきました。 人間、便利さに慣れるとろくなことがないかもね。

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こういう僕が、アメリカ出向中には何度となく映画館に足を運びました。 自分でも信じられないことです。 日本では映画館に行っていなかった人間が英語が苦手な人間がアメリカで映画館に行く、何を血迷ったか、といいたいとこですが、理由は単純で、友達に誘われたんです。 別の会社の人ではありますが、単身赴任仲間に誘われて行っていました。 誘ってもらって良かったと思っています。 

 アメリカ人って本当に楽しみ上手ね。

アメリカの映画館って本当に不思議なところなんです。 同じ映画で同じ日に観るのでも、朝、昼、夜で料金が違います。 僕が住んでいた町では朝の料金は5ドル台だったと記憶しています。 昼が7ドル台で夜が9ドル台だったような。 アメリカ人は夜に映画を観に行くようです。 それと映画館は巨大です。 今は日本でもシネマコンプレックスが一般的で沢山のスクリーンを持つ映画館が普通ですが、アメリカの場合は部屋というかスクリーンの数が違いますね。

f:id:ken2017:20200325141151j:plain アメリカの一般的な映画館の風景
映画館によっては30のスクリーンを持つところもあります。 アメリカの映画館の料金は日本の料金に比べ、とても安いのですが、食べ物は日本と同じでとても高い。 入場料より高い。 それも食べきれない飲みきれないようなポップコーンやコーラが出てくる。 日本のラージサイズがアメリカのスモールかミドルサイズに思えます。

f:id:ken2017:20200325141938p:plain これですよ、コレ。 どうやって食べる?
僕たちは、映画館ではポップコーンもコーラも買わなかったですね。 食べきれないし飲みきれないので。 アメリカ人の女の子がポップコーンを買っている姿を見ましたが、巨大なバケツを持っているみたいでした。 よく映画に出てくるシーンそのものでした。 安い映画代で入場し、ポップコーンとコーラを買ってスクリーンがある部屋へと入っていきます。 すると目の前に展開される光景は日本では見たことのない光景が広がります。 それがこれです。

f:id:ken2017:20200325143437p:plain なんと全席リクライニングなんです。
これにはビックリ。 実際に僕が入った映画館の席がこれ。

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入った時、なんでこんなに前の席と離れているんだ?と思いました。 最初は判らなかったのですが、近くのアメリカ人を見るとリクライニングしており、おお、こういう使い方をするのか、ということで真似してリクライニングしてみました。 足が短くいくら伸ばしても全く問題ありませんでした。 本当にリビングで寛いでいる感じで映画を観れます。 リラックスしてポップコーンを食べながら映画を観る。 日本で観る映画に出てくるアメリカの姿です。 あれは本当だったのだと痛感した次第です。 アメリカは豊かです。 でも気になることが一つ。 人がいないのです。 ある時は、僕と友達の二人だけのときもありましたし、4人とか一桁の時が多かったと思います。 これで大丈夫? 料金も安いのになんで潰れないの?と思ったものです。 ポップコーンとコーラが経営を支えているんですかね?

アメリカで観た映画でお勧めはコレ

アメリカで映画を観るときに困ったことの一つに、アメリカ人が笑うときに同じように笑うことができないこと、ですね。 遅れるか全く反応できないかのどちらかになります。 真横にアメリカ人がいる場合には少々バツが悪いですね。
そういう中でも非常に面白かった映画がコレ。
1)ボヘミアンラプソディ

www.foxmovies-jp.com

これは本当に面白かったですね。 若いころはクイーンお聴いていましたが今クイーンを観ることになるとは思わなかったですね。 何が良かったの?と言われても全部、としか言いようがない感じです。 観終わった時のすがすがしさと言えば良いでしょうか、何だか幸せな感じになりました。 評論下手ですね。
2)グリーンブック

gaga.ne.jp

グリーンブックとは、アメリカ合衆国が人種隔離政策を行っていた時代に車で旅行する黒人のために発行していた旅行ガイドブックのことです。 たった60年70年前のことです。 この映画は色々なことを考えさせられるものではありましたが、決して暗くなるわけではなく明るく物事を見ることができるようになっていました。 これはイタリア系アメリカ人運転手の役を演じたヴィゴ・モーテンセンの演技力の高さによると思います。 黒人ピアニストの周りに起きるアクシデントに対して淡々と色々なことをこなしていく。 大変なことなのだが大変でなくなるように対応していく。 そういうことを続けて旅を進めていく。 僕はここのところに魅力を感じました。 なんと言うか、日々の仕事に通じるものを感じました。 この映画を観終わった後も何となく幸せを感じていました。
3)ファウンダーハンバーガー帝国のヒミツ

thefounder.jp

これは痛快だったね。 マクドナルドがどうやって生まれ、如何にして大きくなってきたかが判る映画だが、決してスマートな形で進んできたのではなく、それこそお客に対する良いサービスを提供することを愚直に進めてきた結果としてのマクドナルドの姿を描写しているように見えた。 この愚直にということがなかなか出来ないわけだが、成功した人は必ず愚直さを持っていると僕は思っている。 研究者であれ事業化であれ愚直に勝る武器はないと思っている。 チョット偏っているかもしれないが、そう信じている。 その意味で観てよかった映画の一つに加えたいと思う。

なんだか無性にFukushima 50を観に行きたくなった。

アメリカで観た映画のことを書いていたら何だか無性にFukushima 50を観に行きたくなった。 最近は家での仕事がメインになっているので人と交わる頻度も少なくなっており、その意味で刺激不足になっている面がある。 刺激不足は良くないわけで、その状態が続けば思考の感度も下がるし新しいことを考える能力にも影響が出る。 心疾患がある僕にとってはコロナは恐怖の存在ではあるがマスクをして観に行くかな、どうするかな。 悩むね。 う~ん、もうちょっと待つか。 命が大切だもんね。

www.fukushima50.jp

(追加記載)
昨日、志村けんさんがご逝去されたニュースが飛び込んできました。
コロナの恐ろしさを痛感した次第です。
志村さん、沢山の笑いを有難うございました。
心からご冥福をお祈りいたします。

 

 

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