変わりモノがいい!

変わりモノには価値がある・・・ハズ?

特別定額給付金の申請をしました。

思ったより簡単でした。

武漢ウイルス対応で国から全国民に支給される特別定額給付金の申請を行いました。 申請はネットからの電子申請です。 マイナンバーカードを持っていたのでいたって簡単でした。 実際の支給は僕が住んでいる市では5月末からです。 遅いという人もいますが、今まで経験してきた国の関係するこの手のものの中ではとても早いと思います。 
でも、多くの国民は紙での申請をするんでしょうね。 国はもっとマイナンバーカードを活用できるようにすべきですね。 今のままでは、マイナンバーカードは普及しないですね。 大体、国の機関自体が使っていませんので。 使っていない機関ってどこ?というと、代表格は年金事務所、です。 

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昨年の3月に62歳になったので在宅老齢年金の受給資格がとれ、申請することとしました。 必要な書類を準備し、年金事務所の時間を予約し、申請しに行きました。 そこでは驚くような光景が待っていました。 それは、
1)必要な書類として事前に指示されているもの以外を要求される。
  僕の場合は、
  ・振込先の銀行口座の番号が正しいことを証明するための通帳のコピー
  ・嫁の所得がないことを証明するもの
  ・離職を照明するもの(離職票)
2)マイナンバーも記載しており僕の個人データを相手はすべて把握しているが
  それの中の項目をわざわざ申請書に書かせていること。
ということで、これらを準備して再度出直しました。 でも離職票の取得には思った以上に時間がかかり、再申請は1か月以上先の5月末ごろになりました。 そして再度年金事務所に。 今度は書類は当然ながら問題はありませんでしたが、受け付けられて認可の紙が届くのは2か月から3か月先で、実際にお金が振り込まれるのは更に2か月先、と。 聞いたときに何故?と思ってしまいました。 不思議な世界です。
今、武漢ウイルスの件で、国に色々と申請をする際にハンコ文化が邪魔しているとの話がありますが、コトはハンコに限らず、申請内容には嘘や間違いがあるからそれを厳しくチェックする、という文化の問題と思います。 年金事務所への申請なんて、マイナンバーカードをきちんと活用できれば、30分で終わる作業ですね。 本当に無駄と思います。 昨日のTVの番組で橋本徹も同じようなことを言っていました。 
このことは、年金事務所に限らず、市役所での申請等にも言えると思います。 今業務改革を行うべき筆頭は民間ではなく役所関係ですね。 国会の運営(無駄な質問対応)、官僚の役目の見直し(前例踏襲ではなく、規制改革を生業にすべき)、県や市の運営の効率化:省人化)。 国の借金がと言いますが、普通の会社ならとっくの昔に済ませている問題ですね。

マイナンバーカード関係のソフトを使って思うこと

正直なところ、出来はイマイチですね。 僕は、昨年の4月から個人事業主として活動を始めています。 今年初めて確定申告なるものを行いました。 確定申告で青色申告を行って節税することにしましたが、今年度からe-Taxを行わないと控除額が10万円少なくなるのでe-Taxでの申請をすることとしました。

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マイナンバーカードを使っての申請です。 そうだよね、こういうところで使わないといけないよね、と納得しながらだったのですが、カード読み取り機が必要、と。 れれれ?そんな~。
スマホでの読み取りOKと思っていたら、僕が使っているiPhoneは型式が古く、OPPO RENO Aは対象機種に入っておらずNGで、カード読み取り機が必要でした。 このあたりは工夫の仕様がありますね。

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  僕が買ったレトロな感じのカードリーダー
また、専用ソフトが動くブラウザが限られていたり、感覚的な話になりますが、どういう作業をどの手順でやらないといけないか、どこまでやれば完了?かが判りにくいものでした。
今回は、特別定額給付金に加えて、持続化給付金(武漢ウイルスに対する個人事業主の支援です)の申請もマイナンバーカードを使って行いました。 こちらも申請は至って簡単にできました。 個人事業主に対しては政府も窮状を理解しているためか、申請後2週間での給付(申請が通れば)とのことです。 これもTVでは遅いと非難の嵐ですが、上に書いたように通常のものに比べたら比べ物にならないくらい早いと思います。
でも、この申請ソフトにも残念なところがありました。 申請画面の中に10項目程度の入力項目があるのですが、1項目の入力を行わないで、次へ、のボタンを押したところ、入力エラー、が発生しました。 さてどこをミスったかなとみて、ああここね、と、問題の所を入力しようとすると他の項目もすべて消えており再度全部の入れ直しの必要がありました。 これはどうかな、と思いました。
僕は、会社を辞める前の2年間をアメリカの現法で仕事しました。 その際に、デロイトのシステムで確定申告をしましたが、申告に必要なもの、順番、何ができたら終わりか、が、一目瞭然で判り、途中で作業を止めることも、止めたところからの再開も、修正も至って簡単でした。 日本のシステムが人に優しくないのは、そもそもネットでのこの手の業務の提供が普通に行われていないことが原因だと思います。 ハンコが問題なのではなく、対面に拘っている業務形態に問題があるのでしょうね。
今回の騒動を契機に見直しをお願いしたいものですね。

それにしても心配です。

今回の武漢ウイルスの件、とても心配です。 武漢ウイルスの広がりというより、武漢ウイルスが変えてしまう人々の生活スタイルが心配です。 これは人類の進化も止めてしまいます。 この話は次の記事で書きたいと思います。

今回は、皆さん、マイナンバーカードを取得して、今後は電子申請を主体となるようにて役所での対面をしないでいいようにしましょう、という提案でした。

では、また。

 

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