変わりモノがいい!

変わりモノには価値がある・・・ハズ?

夏を迎える前にテレビの調子がイマイチです。

あれ〜、またか。

僕ん家は多分、団地内で最後に液晶テレビを買った家と思います。
テレビを観ることが習慣でなかった面もあり、昔買った30インチか33インチのブラウン管テレビを使い続けていました。
4年前にとうとうブラウン管テレビの色が変になり、液晶テレビに買い換えることにしました。
どこのテレビを買うかな、と悩んだ結果、東芝のREGZAを買うことにしました。
ところがこのREGZA、リーマンショック後の日本の電機メーカを象徴するような製品でした。

f:id:ken2017:20200623123712p:plain

 REGZAの問題とは?

REGZAが家に来て、家族全員で画面の美しさに感激し、買って良かったね、と言って1週間。
突如、音は出るが画面は真っ黒になりました。
???となり、電源を入り切りすると治ったりしたので使っていましたが、それをやっても治らなくなりました。
ネットで調べると電源関係の基板に問題があるようで東芝が無償で修理するとのことでした。

www.phileweb.com

この時は運良く、修理ではなく新品との交換になりました。
ブラウン管テレビは真空管を使っているので寿命面での当たり外れがありましたが、当たり外れがある部品が少ないと思える液晶テレビでもこういうことがあるんだ、と思いました。
個人的な意見ですが、昔は日本の電機メーカの製品は家電製品であろうとも完璧な品質を誇っていました。 壊れない、この一言です。
ところがリーマンショック以降、なんだか日本の製品の品質が落ちてきたように感じるのは僕だけでしょうか。
場合によっては中国や韓国の製品以下のものもあるように感じています。
昔はサプライチェーンが自社グループもしくは自国内にとどまっていたので品質面での担保ができていたようですが、今はグローバル化の名の下で色々な国の企業の部品を使うことになり、その中に信頼性が低い部品が入ってくる可能性が高くなったのかな、と勝手に想像しています。
こう言うと、Appleは全部外部生産だけど信頼性が高いよ、という声が聞こえてきます。
彼らは外部調達のプロ集団ですよね。
日本の電機メーカは、自社生産、それも頭から尻尾まで全て自社生産で行うことを善としてきたわけで、自分の反省を含めて言えば、我々は外部調達は苦手だったかも知れません。
我彼の違いは、仕様書の段階から明確です。
リーマン以降、費用の面で海外での生産が多くなり、それに伴って不具合も増えたのかな、と勝手に想像しています。
ちなみに、下のような記事も日本企業へ悪影響を与えたと思います。
自分の良さを簡単に放棄して路線を変えてしまう。
人間も同じですが、過信は禁物ですが安易に自信を失ってはいけません。

xtech.nikkei.com

xtech.nikkei.com

新品へ交換してから4年、久々の画面真っ黒発生です。

あらまあ、また出たか、やっぱりこの当時のREGZAは電源系が弱いね、と思いながらネットを調べました。
すると強者がいました。
対処法をネットに上げていました。

life-notes.net

要は、電源基板の問題なので如何にして基板の状態をリセットできるか、ということと思います。
ネットで調べていると僕が買ったテレビの保証期間を今年の8月末まで延長していました。
沢山の不良品がでたのでしょうね。
見ると訪問の上、電源基板の交換とあります。
もう少し様子を見ながら、上の対処法で治らないような状態がでたら考えようかと思っています。

www.toshiba.co.jp

日本のような技術で生きていかないといけない国の製品が品質の問題を出してはいけませんね。
日立、東芝が製造業でなくなりつつある姿を見ることは本当に悲しい限りです。
アメリカが製造業を取り戻そうとしている姿はいたって健全で当然のことと思います。
日本でのその流れが始まり、今一度、日本の製品を喜んで買える日が来ることを楽しみにしていたいと思います。

では、また。

 

プライバシーポリシー お問い合わせ