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李登輝元総統 ご逝去

巨星墜つ

2020年7月30日、台湾の李登輝元総統がご逝去されました。
心からご冥福をお祈りいたします。
97歳でした。
巨星墜つ、この言葉がぴったりの人生だったのではないかと思います。

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日本にとってもかけがえのない大切な人が逝ってしまいました。
今の台湾は、世界からも一目置かれる存在になり、独立に向けて確実な歩みを進めており、その姿を確認してのご逝去だったのかなと思います。
本当に台湾はすごい国(あえて国と言います)です。
台湾をそういう国に育てたのが正に李登輝元総統です。

news.yahoo.co.jp

今の蔡英文総統は李登輝元総統のお弟子さんになります。
そのお弟子さんが奮闘努力して世界が認める国になったことは李登輝元総統にとて変えがたい喜びだったのではないかと推察します。

日本はもっと台湾を大切にすべきです。

僕は30代後半に台湾によく出張していました。
顧客である日本のデバイスメーカが台湾企業と合弁会社を作った関係で台湾にも行くようになりました。
金曜日に打ち合わせを行い、土曜日は勉強会という日程でした。
今でも覚えていますが、台湾のエンジニアは優秀でかつ勉強熱心でした。
打ち合わせは6時間に及ぶ時もありました。
あるときなどは、勉強会で質問を受けたとき質問者が手のひらを見ながら話しているので、どうしたの?と聞くと、通勤するときに質問することを思いついたので手のひらに書いたんだ、という返答が返ってきました。
これにはびっくりしました。
こりゃ日本は負ける、と思った次第です。
当時の日本の最大手と呼ばれているデバイスメーカのエンジニアは、装置メーカに対して育ててやっている、とか、発注してやっている、という思考のエンジニアもいました。
そういう中での台湾のエンジニアの姿は新鮮に映りました。
僕はたまたま顧客が台湾に出た関係で台湾の顧客を担当するという幸運に恵まれましたが、メンバにはK国に顧客が進出したのでK国の顧客を担当するものもいました。
彼の話を聞くと可愛そうでしたね。
台湾は日本および日本人をリスペクトしてくれますが、K国は違いますね。
日本は中国の架空の市場に入るため、まやかしの低賃金を手に入れるために中国との関係を気にして台湾には長く理不尽なことをしてきたのではないかと思っています。
東日本大震災、武漢ウイルス騒動、いづれのときも台湾は日本を支援してくれていますが、日本のメディアは報道しません。
李登輝元総統のご逝去という悲しいニュースではありますが、台湾との関係を見直す良い機会ではないかと思います。
僕は、日本にとって大切なのは、中国ではなく間違いなく台湾と言い切れます。
そろそろ日本人は目を覚すべきですね。

如何でしょうか。

 

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