変わりモノがいい!

変わりモノには価値がある・・・ハズ?

これぞプロの対局、でした。

ネット将棋で4連敗を喫してしまいました。

僕は将棋が好きでネット将棋をやっています。
ちょっと前までは調子が良くて格上にも勝っていたのですが、ここ最近は4連敗を喫してしまい、少々落ち込んでいます。
ということで、元気をつけるために竜王戦の棋譜を観てみました。
対局は、藤井棋聖と丸山九段の対局です。
この二人の対局を観て刺激を受けようと思った次第です。
予想通りに素晴らしい、流石プロ、という対局でした。

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竜王戦決勝トーナメント

トーナメント表を下に示します。
藤井棋聖と丸山九段の対局は7月24日に行われ千日手指し直しの末、丸山九段が116手で勝ちました。
藤井棋聖先手で始まった千日手さし直し戦は途中までは藤井棋聖が優勢に見えたのですが、70手過ぎぐらいから様子が変わり、84手目の2五歩打ちでの飛車をいじめたところから丸山九段の優勢が明確になったように思えます。
藤井棋聖も最後まで攻撃の手を緩めませんが丸山九段がミスをすることなく僅差の勝負に決着を付けました。
この僅差が何処からきたかというと、千日手後の持ち時間の違いと思います。
千日手後の持ち時間は持ち時間を引き継ぐために、対局開始時点で藤井棋聖は丸山九段より2時間25分持ち時間が少ない状態で開始しました。
投了時点で、藤井棋聖の残り時間は1分、丸山九段は12分ということで藤井棋聖の苦しい戦いぶり、その中での奮闘ぶりがよく判ります。

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今回も棋譜を将棋所に入力して解析してみました。
毎回思うのですが、藤井棋聖の将棋は昔ながらの将棋とは大きく違います。
誤解をうけることを恐れずにいうならば、退屈しない将棋です。
一手一手が新鮮です。
藤井棋聖だけでなく、丸山九段も素晴らしい棋士で、今回の対局でその強さがいかんなく発揮されたと思います。
プロの棋士の一手一手には本当に驚かされます。
僕もネット将棋で相手を驚かせるような手が打てるように精進しようと思います。
それでは、両者の対局を堪能ください。


藤井ー丸山 竜王戦決勝トーナメント

では、また。

 

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