変わりモノがいい!

変わりモノには価値がある・・・ハズ?

PiCar-V組立開始

まずはPiCar-Vから組立開始です。

今回SunFounderのPiCar-VとAdeeptのAWRを買いましたが、組立のためのマニュアルがキチンとしているPiCar-Vから組み立てを開始することとしました。
そもそもこのPiCar-Vは教育用という面も持っているので組み立ては難しくないはずですが、ネットで調べてみると子供がちょっとづつ作るのなら問題ないようですが短時間で作ってしまおうと思うと色々あるみたいです。

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そうなんです、マニュアル通りにやると良くないところがあるのです。
このことは、PiCar-Vに限らず、この手のものには良くあることで多分、メーカの人間は誰もこのマニュアルを使って組み立てたことはないんだろうなと思う次第です。
僕計画する人、僕設計する人、僕生産する人、僕マニュアル作る人、の集合体なんでしょうね。
マニュアル自体はソフトのインストール関係を含めて87ページもので真面目に作られていると思います。
手順にそって組み立てていけば幾つかの部分を除けば問題なく組み立てることができます。

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マニュアルはこんな感じです。
当然というか英語です。
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アメリカで似たようなおもちゃ(4脚ロボット)を買った時も同じです。
多分、中国製です。
こういうものまで中国製ということになんだか寂しさを感じます。
余談ですが、日本が目先のお金(コスト)の問題から逃げるために大切な実務(ものを作る)を他者に依頼したことで自分が手に入れることができた果実を手放すことになり、1億総中流と言われた時代から今の賃金が伸び貧困層を気にしないといけない時代になってしまいました。
神は細部に宿るわけで、ものを創ることを放棄してはいけないわけです。
こういうおもちゃも日本で創れるようなるといいなと思った次第です。
そんなことを考えながらマニュアルと現物と格闘して組み立てを進めていきました。
部品はコレだけ。
M1.4とかM2というサイズの小さなネジが曲者です。

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まずはタイヤから組み立て開始。
1輪あたりの部品はこれだけ。

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順調に組み立て完了。

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ということを繰り返すこと約6時間、ここまでできました。
タイヤを組み、ボディーを組み、駆動や操舵用のモーターを付け、基板を4枚(Raspberry Pi4、PiCar-Vコントローラ、PWMドライバー、モータードライバー)載せ、サーボドライブを繋ぎ、電池ボックスも付ける。

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だいぶ出来上がりました。
ここまでのところで間違えたのは、モータの取り付け位置ですね。
2のモータが1つの取り付けプレートに組み付けるようになっているのですが、モーター間とモーターと基板間の接続用ケーブルがモーターに付いているのですが、2つのモーターの搭載位置を間違えるとケーブルの長さが足りなくなります。
これはマニュアルの記載では判らず、組み立て終わって基板に接続という段階で問題にぶち当たります。
それが判ると、分解するわけですが、組み立ての終盤で判明する問題なので大変。
根気よく分解と組み立てを行うことになります。
このケーブル以外のケーブルも長さの問題があります。
組み立てを行う前にケーブルが問題ないかどうかのチェックを行い、問題がある場合には組み立て位置の見直しを行う必要があります。
ケーブル長に余裕があればなんの問題もないのですが、どうしてギリギリの長さにしているのでしょうね。
もう一つ問題があったのがボディーの組み立て用のネジとモーターの干渉です。
これは単純で、ネジの挿入方向を逆にすることで解決できますが、分解と組み立てし直しは必要になります。
上に示す問題が発生しないように、本来ならばマニュアルがキチンとしておくべきと思います。

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上の写真の緑色の基板がRaspberry Pi4ですが、基板の下側にSDカードスロットがあります。
SDカードの操作は楽そうです。
最後に前輪部分の組み立てとカメラの取り付けを行います。
なんとなく、それらしい姿になりました。
余談ですが、下の写真の写っている水色の扇風機はMacbook Proの熱を逃すためのものです。
Macのファンが高回転になったときに動かしています。

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以上で組み立て完了です。
今日はここまで。
明日はAWRを組み立てます。

では、また。

(参考情報)

組み立て終わって気づいたのですが、SunFounderが動画や日本語マニュアルも準備していました。
動画はこちらです。
できれば組み立て前に気づきたかったですね。


SunFounder PiCar-S Kit V2.0 for Raspberry Pi Assembly
SunFounderのホームページにはマニュアルやソフトのダウンロードページがあるのですが、残念なことにここからはダウンロードできませんでした。
ひょっとして、と思い、githubを調べてみるとありました。
参考までに下に添付しておきます。
神様仏様github様です。

github.com

こんな感じです。

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