変わりモノがいい!

変わりモノには価値がある・・・ハズ?

Adeept AWR 4WD組立開始

今日は、Adeept AWR 4WDを組み立てます。

昨日は、PiCar-Vを組み立てました。
今日は、Adeept AWR 4WDを組み立てます。
買う前の感想としては、AWRのほうが洗練された感じで組み立てやすいのではないかなと思っていました。
ところがところが、色々なところに落とし穴があるものです。
それと産業機器でも家電でも同じですが、見た目のカッコよさと使いやすさは別物ですね。
製品のプロポーションの良さは大切ですが、そのプロポーションを実現する上での制約事項が適切でない場合には、使い方によっては本当に使いにくいものになると思います。
AWRは、ちょっとその可能性を感じてしまう製品でした。
完成度が高いだけに、惜しい、と思いました。

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それでは、組立開始!

部品点数も多く無いので比較的簡単に組み立てられるかな、と安易なことを思っていました。

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ところがところが、

あれれ?組立てのための説明書はこれだけ?

パッケージの中には、大判を折りたたんだ説明書が1つ入っています。
8ページものです。
その抜粋がコレです。
え〜っ? これを使って組み立てるの?
冊子はないの?

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ということでネットで情報を調べました。
ここで痛恨のミスをしてしまいました。
正攻法は、Adeeptのホームページでマニュアルを探すのが一番なのですが、添付されていた説明書の記載を読む限りマニュアルっぽいものはホームページに無いように見えたのでYoutubeにある組立ての動画を使って組み立てを行いました。
この動画は、Adeeptの公式動画なので、これでOKね、と思いました。
これが間違いの始まりでした。


Adeept AWR Assemble Tutorial

この動画、使う部品名やボルト、ナットのサイズもきちんと出ているのですが、細かい組み立て順が判りません。
省略されています。
この結果、組み立てが進むにつれ、あれ?付かない、とか、あれ?これがない、とかが何度も発生し、見た目の組立ての簡単さからは想像ができないくらい、組み立て、分解、再組み立てを繰り返しました。
悪戦苦闘すること6時間、あれ?これってPiCar-Vの組み立て時間と同じじゃない。
こっちの方が簡単だと思ったのだが、見た目と実際は違うもんだね。
ということで組み上がったものが、コレ。
組み立て、分解を繰り返すときに、ちょっと手を抜いたりして部品に無理な力を与えたりしましたが、無事組み上がりました。
なかなかカッコいいです。

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ここまで組み上げて重大なことに気づきました。
Raspberry Pi3B+のSDカードが取り外せない。
え〜っ、そんなバカな。
なにげなく今のRaspberry Pi3B+をそのまま組み込んだが、OSを最新のものに書き換えたり、SSH対応をしたりしないといけないのに、これどうやって出す?
また分解? でも分解するには、かなりの範囲を分解しないと基板が取れないよ。
とAWRと睨めっこすること数分、手抜き分解のやり方を見つけました。
下の写真の正面の赤い部品のところがカメラなのですが、その後ろにある緑の基板が Raspberry Piです。
その基板の赤い部品側にSDカードが向いています。
この写真を見たら絶望するでしょ。
SDカードの書き換えが必要なときには毎回大幅な分解と再組み立てを行う?
そんなバカな。
ということで見つけた方法は、赤い部品の横のLEDが付いている黒いアクリル板を少し無理をしてでも外す、というものです。
無理しすぎると割れたりピンが折れますので注意が必要ですがゆっくりとやれば大丈夫でした。
やれやれです。

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SDカードに必要なものを書き込んで再組み立てして完成です。
コンパクトなボディーに4WDの機構、カメラ、障害物検知用超音波センサー、ライントレース用センサーが搭載されています。
これでSDカードのアクセスが簡単だったら完璧ですね。

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さて、PiCar-VとAdeept AWR 4WDが組み上がりましたのでいよいよソフトのセットアップに入ります。
今日は、ここまで。

では、また。

(参考情報)
組み立てが終わった後にAdeeptのホームページを見てみると組み立て用のマニュアルやアプリのコード集がありました。
組み立て前にチェックすべきでした。
反省です。

www.adeept.com

マニュアルには、PiCar-Vのマニュアルと同じレベルでの組み立て手順が書かれていました。
これがあれば少なくとも分解、再組立ての9割は回避できたと思います。
マニュアルの抜粋がこれです。

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