変わりモノがいい!

変わりモノには価値がある・・・ハズ?

第61期王位戦 藤井棋聖3連勝

強すぎます。

本当に強い。
決して木村王位が弱いわけでは無いのに藤井棋聖が3連勝。
なにがどうなっているの?と思ってしまいます。
それにしても、今回はなんと雀刺しですよ。
プロの将棋では観たことないです。
変幻自在というかなんというか、木村王位も驚いたでしょうね。

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ja.wikipedia.orgそれではいつものように将棋所を使って王位戦第3局の解析を行いたいと思います。
解析エンジンには、水匠2を使いました。

藤井棋聖が攻め、木村王位が受ける。

それでは棋譜を入力し解析結果を加えた動画をお楽しみください。


王位戦第3局
藤井棋聖の先手で始まりました。
戦型は矢倉です。
対局開始から藤井棋聖が攻め、木村王位が受ける、という感じで手数が進んでいきました。
45手目で封じ手です。
ここまでは互角の展開です。
63手目の先手の5九角から戦況が変わり、その後、一気に先手優勢になっていきました。
えっ?雀刺しで?という感じです。
121手目の先手2一銀打で先手優位が大幅に劣化し、解析エンジンはほぼ互角から127手目では後手優勢というところまで大きく変化しました。
こういうこともあるんですね。
ところがところが、128手目の後手3三銀打で再び戦況は変化を見せ、131手目には再び先手優勢になり、一気に150手目の投了まで駆け抜けました。
藤井棋聖3連勝です。
凄いの一言です。
前にも書きましたが、昔の将棋は退屈な対局も多々ありましたが、今の将棋は本当にスリリングで退屈どころか息つく暇もない、という感じです。
藤井棋聖、木村王位、本当にお疲れ様でした。
この二人の対局を1局でも多く楽しみたいので木村王位の巻き返しに期待したと思います。
次の対局は、8月19日、20日の予定です。
対局の興奮に浸りながら、本日はここまで。

では、また。

 

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